ジョンハンと夏休み。

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jh「A、今から帰るの？
一緒に帰ろうよ」



jh「A！どこ行くの？」



jh「A〜」







なんなんだ。


ジョンハンはどうして俺にかまうんだ？




隠れてヲタクしてた方がラクだったのに…


だって周りの視線が痛いんだもの。



ここ数日ずっとこんな感じ。


確かに夏休みで仲良くなったとはいえ

あれは学校じゃなかったからで…






『マジなに？
夏休み明けからアイツばっかり』



『男だと思って油断してたわ。
ウチらがジョンハンと話せないじゃん！』



『陰キャのくせにジョンハンに気に入られたからって
調子に乗ってるんじゃね？』



『まぢ！それな〜』







ジョンハンのとりまきの女の子達が特に怖い。


見た目も派手だし。。。




ジョンハンのファンクラブ会員としては


関わらないようにしてた人種なのにぃ…！







「その…ジョンハン！」



jh「ん？」



「うっ…！」



jh「なぁに？A」







柔らかい笑みはやっぱり天使。



そんな風に

こてんって首を傾げながら見つめられたら

身動きとれなくなっちゃうじゃん。




うぅ……、、かっこいい……










「あ、、あの、！
あんまり俺にかまってたら他の人が、その、」




jh「他の人？
他の人って誰？ギュフンのこと？」




「いやギュフンじゃなくて…ほら！
いつも一緒にいる女の子達とかさ、
ヤキモチ焼くんじゃないかなっ」




jh「そう？
そんなことAが気にしなくて良いでしょ」








ああダメだ。



ジョンハンは口が達者で


ああ言えばこう言うタイプだし


俺が何か言って勝てるわけなかった。



くそぅ！







jh「そんなことよりA〜
ギュフンのとこのエリザベスが子供産んだらしいよ〜」







休みの日に牛の赤ちゃん見に行こ、なんて

呑気に笑っちゃって。




ジョンハンは俺の気も知らないでさ。


ほんと、困っちゃう。

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