Mirror. (ページ17)

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新しい世代、新しい噂。ページ17

ジンside

気がついたら俺達にも後輩が出来て

汗水垂らして踊ってた俺達に彼らはよく似ている。

遅くまで練習室で踊る姿は

鏡と睨めっこして練習してた時を思い出す。

Aと練習室で踊った時間は短かったけど

一生懸命に踊って、笑いあったあの時の記憶は

色濃く俺の頭に残ってる。

俺にデビューしてと言ったのは

Aはホソクの親友だったから

ホソクのことを頼む、って

きっと俺に言いたかったんじゃないかな。

jn「頑張ってるね」

yj「ソクジン先輩、お疲れ様です！」

後輩達は俺と同じように深夜になっても練習していて

明かりが見えたからドアを開けて顔を出した。

ヨンジュンが俺に気づいて90度のお辞儀をするから

俺にもこんな時代があった、なんて

オジサンみたいな事を考えると

月日がたくさん経過したんだと気づく。

すなわち、Aに会ったのは

ずいぶん昔の出来事なんだと。

jn「あんまり遅くまで練習してたら
幽霊がでちゃうよ」

つい、

そんなジョークを言って笑ってみせると

ヨンジュンが俺におかしな事を言った。

YJ「あ、先輩。この噂知ってますか？

練習室で幽霊を見たら成功するって」

俺まだ見てないんですよね、

ってヨンジュンは笑った。

fin