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宿舎で誰かがつけたテレビに
Aが舞台で踊る姿が映る。
音をかぶせなくてもブレない声。
汗もかかないし化粧も崩れない。
そんなAに
キャーキャー言うファンの人達。
Aはきっと
このファンの人達のことだって
何とも思っちゃいない。
ただ
言われた日に、教えられたダンスを踊って
俺が“こう歌え”と言った歌を歌っているだけ。
ただそれだけ。
wz「やっぱり間違ってる、こんなの」
エンディングで笑顔を見せるAは
確かに完璧な美しさなのかもしれないけど
なんだか何をしても
無機質さが出てしまう。
『一位おめでとうございます〜！
感想はどうですか？』
「いつも応援シテくださり、ありがとうございマス。
皆様のアイドルになれるヨウ
モット頑張ります」
会社の人が打ち込んで送信したコメント。
そっくりそのまま言うA。
間違っていると思っていながらも
Aに曲を書く理由は何か考えた時
俺は根っからの仕事人間だから
会社に頼まれたら断れないんだな、って。
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ぽん(プロフ) - カナタさん» カナタさんありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです（ ; ; ） (2022年10月27日 7時) (
レス) id: 029c3dcc20 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - めちゃくちゃ良かったです(´；ω；`)最後ウルっとしました(´；ω；`)素敵なお話をありがとうございます！ (2022年10月27日 0時) (レス) @page19 id: 6626970891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽん
| 作成日時：2022年10月12日 21時
