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Aの人気は爆発的で
あちこちでポスターも見るし
CMも見るようになった。
SNSのオフショットはスタッフが撮影してるらしくて
作られた美しさでも
まるで本物みたいなリアルさに
皆、Aは完璧だって言ってる。
「ジフン」
音楽番組の放送がかぶるから
Aと会うかも、と思ってたら
廊下でAから話しかけてきた。
wz「Aじゃん。メイクしたんだ」
「ウン」
wz「楽屋近いのか」
「すぐそこだヨ」
wz「舞台、上手くやれそう？」
完璧なロボットに聞くのも変だけど
作詞作曲したプロデューサーからしたら
Aは子供みたいな感じだから。
「ダンス難しイけど頑張ル。
ジフンはー…」
『あ！こんな所にいた！
勝手に動くなよロボットの分際で』
え…？
今、このスタッフは何て…？
「スミマセン」
『チッ。ほら、行くぞ。
ウジさん失礼します』
wz「あ、お疲れ様です…
っ！？」
『ったく。
精密機械じゃなかったら殴ってたぞ？
さっさと歩けクソ』
「ハイ」
スタッフの人はAの腕を思いっきり
乱暴に握って引っ張って行って
Aは無表情で
されるがままだった。
人間じゃないから
感情がないから
ああしても良いっていうのか？
wz「…っ、クソはお前だろ」
ああ
腹が立つ。
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ぽん(プロフ) - カナタさん» カナタさんありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです（ ; ; ） (2022年10月27日 7時) (
レス) id: 029c3dcc20 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - めちゃくちゃ良かったです(´；ω；`)最後ウルっとしました(´；ω；`)素敵なお話をありがとうございます！ (2022年10月27日 0時) (レス) @page19 id: 6626970891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽん
| 作成日時：2022年10月12日 21時
