僕等のシェアハウス

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HN





「君かわいいね。お茶しない？」



HN「え？
あ、Aヌナじゃん」



「ここで働いてたんだね」



HN「うん」





なんだ。


バイト中に変なナンパをされたかと思ったら。




っていうかAヌナ

綺麗なジャケットに、ヒールはいてる。




男なのに、なんでヒールを履きこなしてんの？



本当にヌナの性別はバグってるなぁ。






HN「ヌナは学校帰り？」




「いや。俺もバイトだよん」




HN「バイトって…？」






そういえばこの前


俺もバイトしよっかなって言ってたけど


本当にここでバイトするつもり！？








『あの…Aオンニ、ですか？』



「はい、そうです〜。
ジスさんですか？」



『えぇ…そうです』



「とりあえずジソン。注文するよ。
んー、アイスティーがいいな」







なんか…


真面目そうな女の子がAヌナの分までお金を払って

2人はテーブル席についた。





え、どういうこと？



ぜんっっっぜん分かんないんだけど？



あの女の子は言っちゃ悪いけど地味だし…


Aヌナの友達ではなさそう。






「よし。じゃあ行きましょうか」






Aヌナは女の子と少し話した後



お店を出て行ってしまった。




一体なんのアルバイトか分からないままなんだけど？








『ヤ、ジソン。
あの美人誰だよ！』



HN「あーAヌナは…
一緒に住んでる人…？」



『は！？マジ！？
お前あんな美人と同棲してんの！？』



HN「あ、いや！そうじゃなくて！
いや、そうなんだけど誤解だ！」



『隅におけないヤツだなハン・ジソン〜！』








同僚に誤解されてしまった。



だけど説明したらややこしくなりそうだし





Aヌナは俺の彼女って事にしても


バチは当たらないだろう。

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