イトア×不運=事故 ページ9
IN
Aさんは俺のこと
すごく小さい子だと思ってるのかな。
皆んなには◯◯さんって呼ぶのに
「アイエン君、お腹空いてますか?」
「なにか飲み物あげましょうか?」
「アイエン君?」
目をうるうるさせて
ん?どうする?って。
子供に対して質問するみたいに聞くから
ちょっと恥ずかしくなる。
IN「飲み物を飲もうかな…あ、いや!
自分でこのくらいはやりますから!」
「そうですか?
何かあればいつでも!」
IN「はいっ」
「ううっ、かわいい…っ」
IN「はい?」
「あ、すみません!へへっ」
Aさんはいつもニコニコしてるけど
俺を見る目が本当に…
小さい子に向けるソレなんだよね。
俺、立派にお酒も飲めるんだけど?
IN「あ!」
「わ、」
HJ「あ〜イトアだイトア〜!」
ストローで氷を混ぜただけなのに
飲み物のカップがやぶれて
俺の隣にいたAさんにかかってしまった。
「あはは、大丈夫ですよ〜」
IN「すみません!」
少しかかったとかじゃなくて
全部かかっちゃってるから申し訳ない。
あとシャツが肌に張り付いたとこがエ…
いやいや。
何考えてるんだパボ。
IN「俺の私服貸しますから!
これ着てください!」
「ええ!?でもこれブランドなのに…」
IN「いいから!」
どうせニットを脱いでTシャツで過ごしていたし
Aさんに貸してあげただけだけど
「こんな高級ブランド…
僕が着ていいんでしょうか…?」
IN「うわ、、すごく似合ってます!」
HJ「Aさん、持ってかえっちゃえ!」
「え!?ダメですよ!
こんな高い服!」
LK「なになに、イエニの服着てるの?」
IN「俺がAさんに飲み物をこぼして…」
BC「わあ!
Aさん本当に似合ってます!」
「そんな、僕なんか、
こんな高級品…」
Aさんはブランドを着たことがないらしくて
少し緊張してて可愛い。
「ふふ、
これアイエン君の匂いします」
IN「あ、そうですか?」
「はい。すごく良い香りがします」
俺の服着て喜ぶAさんって
けっこうあざといね?
うーん。。。
俺も大人だよって
アピールするべきなのかな。
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作者名:ぽん | 作成日時:2023年11月3日 9時