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ゴミ箱 ページ49

BC



ヒョンジンの個人スケジュールに

Aヒョンが同行したって聞いたから


もしかして俺達のとこに戻ってくる?

なんて淡い期待をしたけど…



結局Aヒョンは戻ってこないまま


時間が過ぎて忙しい年末に向かおうとしてる。




AAAに行くために移動をして

会場についたら






BC「えぇ!?Aヒョン!?」


FL「本当だ!」


CB「え、まじ?」





ゴミ箱に片足を突っ込んで


床に倒れているAヒョンがいた。






「うぅ…っ、イテテ…」



BC「どうしてここに!?」



HN「てゆーか大丈夫ですか!?」



「いや…ゴミ箱に足を突っ込んでしまって」



BC「なぜ…?と、とにかく!
新人グループの配属に決まったんじゃないんですか?」



「それが、会社からスキズに戻れと指示がありまして」



HJ「やった!!」


LK「戻ってくるの遅いよAヒョン!」



SM「そうだそうだ!」






へへ、と照れ笑いする顔も



相変わらず見慣れたTシャツを着ているとこも




少し離れている間に変わってなくて

なんかホッとする。





「チャニ君、痩せたんじゃない?」



BC「そんな事ないですよ」



LK「ヒョン、この人は痩せたんじゃなくて
やつれたんだよ」



BC「あ、おい!」



「それはそれで心配です…」



BC「いや!今のは冗談ですから!
全然元気ですっ!」




FL「チャニヒョン。
メイクするってヌナが」



BC「あ、うん。今行くよ」





再会に喜ぶのも束の間

忙しくヘアメイクをして準備をする。



スンミンの写真を撮ってあげるAヒョンが


鏡越しに見えて自然と口角が上がってしまう。



Aヒョンが本当に戻ってきたんだって。




『皆さんステージ3分前!』



「皆さん怪我しないで!
リノ君は特に!痛いから手に気をつけて!」



LK「分かりましたㅎㅎ」



「ファイティン!」



BC「Aヒョン行ってくるね」





楽屋の出口で俺達を見送るAヒョンが

にこにこ嬉しそうで。


思わずギュッてハグしたら

俺の知らない洗剤の香りがした。





「はい!
あ、ぇ、い、…行って、らっしゃい…」



BC「あはは!また赤くなってる」



「か、からかわないでくださいっ!」





それがちょっとだけ切ない。



でも、またすぐに戻るよね?




だってAヒョンは俺達の元に


こうして帰ってきたんだからさ。

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作者名:ぽん | 作成日時:2023年11月3日 9時

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