俺らの新人マネージャー! (ページ45)

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幼稚園ページ45

HN

慌ただしく国を超えて移動して

ホテルのチェックイン待ちをしていたら

Aヒョンが声をかけてきた。

「大丈夫ですか？」

疲れが溜まっているのは事実だけど

メンタル的にはそこまでじゃない。

心配そうな顔で、俺の頬を撫でるから

ちょっと甘えて困らせたくなっちゃった。

HN「んーん。だめかも」

「っ！
僕に出来る事があれば言ってくださいっ！」

HN「じゃあ抱っこ」

「へ！？」

自分で言って手を広げておいて

大人が大人に、こんな風に甘えるのって

冷静に恥ずかしいとか思えてきた。

うん、ごめんねAヒョン。

HN「わ、わ、っ！」

「こんなので良いんですか？」

あー忘れてた。

このヒョン天然なとこあるんだった。

横抱きでも、おんぶでもなく

前から俺を抱くなんてね。

「軽すぎる…ちゃんと食べてます！？」

俺より細い体のAヒョンに言われたくない。

横から見たらペラペラなヒョンの体の

どこに俺を持ち上げるチカラがあるのか。

世界の不思議だよ、まったく。

IN「Aヒョンとハニヒョンなにしてるの？」

FL「本当に力持ちだ！」

LK「俺のことも持ち上げられるのかな」

「皆さん細いから大丈夫ですよ。
やってみましょうか」

今度は軽々リノヒョンをお姫様抱っこして

リノヒョンが珍しく顔が真っ赤になったところで

ヒョンジンとスンミンまで

「俺も抱っこ！」とか言いだすから

なんだ？ここは幼稚園か？って。

FL「さすがにチャンビニヒョンは重いでしょ
筋肉があるから」

「んー、大丈夫だと思うけど」

CB「いや、無理しないでAヒョン！
絶対俺は無理だって！」

IN「いや、スピーカーを投げて
自販機を持ち上げる男だよ？」

「そうですよ〜
チャンビン君も大丈夫ですっ！ほら！」

HN「そんな軽々しく持ち上げるほど
この人軽かったっけ？」

CB「人生で初めてお姫様抱っこされた…
はずかしっ！」

BC「チェックイン終わったよー…
って、何してるの？」

「チャニ君も抱っこする？ㅎㅎ」

Aヒョンはこの“遊び”に

混ざりたいかと思って誘ったんだろうけど

ムキムキのチャニヒョンに「抱っこする？」発言は

ちょっと変態っぽいからやめた方が良い。

BC「は？え、はひっ、いいです…大丈夫」

「そうですか〜」

なんかキモムーブかましてるよチャニヒョン。

思ったよりチャニヒョンって

Aヒョンのこと好きだよなぁ。