知ってるんだよね ページ42
LK
Aヒョンは暑くても長袖を着たり
少し袖の長いTシャツを着てる。
たぶん傷が見えるのが怖いからだって
俺は知っているけど
あえてそこに触れてこなかった。
Aヒョンが俺の部屋で着替えてる所に
遭遇するまでは。
「あっ…」
気まずそうな顔だけど
ここはあえて何も言わない方がいいのか、
それとも何か言った方がいいのか…
「み、みた…?」
LK「見たけど、なにか?」
ああ、これはチャンスだ。
Aヒョンにもっと近づくチャンス。
「ご、ごめん…。
見たくないもの見せちゃって、」
LK「あに?もっと見たいけど?」
「へ…?あ、いや、傷とか痕とか、」
LK「そんなの俺にもある。
いや〜Aヒョン細いけど腹筋あるね!」
「これは、別にリノ君ほどでは…っ」
LK「Aヒョン。
見せたくないのは理解する。
だから…脱ぐのは俺の前だけにして?」
「なっ…!?///
へ、変な言い方しないでっ!////」
真っ赤になって慌てて服を着て、、
なんだ。
Aヒョンをからかうの面白いじゃん。
LK「ヒョン聞いてる!?
服を脱ぐのは俺の部屋だk」
「しーっ!
大きい声ださないでくださいっ!!」
Aヒョンが俺の口を手で塞ぐ。
焦りかた可愛いな
本当に年上か?
SM「2人とも何してんの?
廊下まで声聞こえたんだけど?」
LK「Aヒョンに襲われた」
「変なこと言わないでくださいっ!
んもー…リノ君は…」
LK「さっき俺の唇を塞いだじゃん」
「だから!
変な言い方しないでってば!」
SM「あー、なるほど理解」
「スンミン君?ち、違うからね?
僕は変なことしてないからね?ね?」
SM「フーン?」
「本当なんですㅠㅠ信じて…!」
なんかスンミニも
Aヒョンのからかいかた分かってきてるじゃん。
Aヒョンが焦るの見て
口角上がってるし。
わかるわかる。
焦って赤くなるAヒョン可愛いもんな。
「んもー。リノ君いじわる」
LK「俺が?
だって本当のことじゃん」
「言い方に悪意ありすぎますっ」
SM「…」
あーあ。
そんな嫉妬した目で俺を睨むなって、弟よ。
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作者名:ぽん | 作成日時:2023年11月3日 9時