懐いちゃったイタチ ページ31
急遽日本行きが決まったり
合間にSNSの撮影もして
スケジュールを管理するのに忙しい。
僕はマネージャー兼ガードマンだから
仕事は少ない方だけど…
それでもカムバック中だからか
日付の感覚がなくなりつつあるみたい。
FL「ヒョンジニ、なにしてるの？」
HJ「どこにも行かないようにしてる」
「まだダメでしょうか…？」
HJ「言ったじゃん！
Aヒョンは今日1日俺のって」
うう…っ
そうやって笑いながらお腹触らなくても…
なんか、ぞわってしちゃうから…！
「僕重たいでしょ？
ヒョンジン君足が痛くなっちゃうよ」
HJ「軽いんだけど？
分かった！じゃあ足の間に座って！」
「そういう事では…」
発端は昨晩のこと。
昨晩というか、もはや今日なんだけど。
ヒョンジン君が「今日は俺の部屋で寝て」
って言うからOKしたのに
あまりに仕事が長引いて
もう部屋で休んでいるはずだし
入ったら起こしちゃうと思ってリビングで寝たんだ。
そしたら朝から拗ねちゃって。。。
「待ってたのに」「どうして来ないの？」
「こんな場所で寝て…」「約束したのに」
なんて小言をつらつらと言われちゃった。
しまいには
「約束やぶったかわりに今日1日俺の横にいて。
いいよね？」
って言うから頷くしかなくて。
それで僕は今ヒョンジン君の膝の上で
パソコン作業をしているってわけです。
ああ恥ずかしい。
「あ、ほら。オヤツのパンが来ましたよ！
僕持ってきてあげます！」
HJ「んー、
ヒョンが持ってきたら事故りそうだから自分でやる」
さりげなくディスられた気もするけど
やっと解放してくれたから
場所を移動してパソコン作業を続けよう。
BC「Aヒョン、食事しましたか？」
「僕はまだです、けど後で食べますから」
まだって言ったら
一瞬にしてチャニ君の眉毛がハの字になったから
慌てて言葉を付け足してみた。
チャニ君は優しいから心配しちゃうかと思って。
BC「良かったら一緒に、」
HJ「Aヒョン！！！！
どこでも行かないでよ！
ヒョンのポジションは俺の！横！！わかった！？」
「ごめんなさいチャニ君
また後でゆっくり話しましょう」
BC「ああ、はい…」
HJ「Aヒョンはやく！こっち！」
ヒョンジン君の怒りかた
小さい子みたいで可愛いなㅎㅎ
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作者名：ぽん
| 作成日時：2023年11月3日 9時
