秘密 ページ22
LK
Aさんが俺達の宿舎に来て
スンミンの部屋に泊まってる。
何で来たのか気になってるけど
忙しくて聞けないままだ。
「うわっ!?」
シャワー室から聞こえるAさんの声に
どうしたんだろう?と思って
少しだけ脱衣所をのぞいた。
また何かやらかした?
LK「Aさん?」
「わわわ、」
シャワールームから出てきたAさんが
タオルを腰に巻いたまま
脱衣所でうずくまっているから
慌ててタオルを掴んで上からかぶせた。
Aさんの体…冷んやりしてる。
ああ、どうせ間違えて水をかぶったんだろ。
「ううう…さ、寒い…っ」
LK「大丈夫ですか?」
IN「Aさんごめんなさい!!!
あちゃー、もう水かぶっちゃった?」
「アイエン君のイタズラだったの?」
IN「そうじゃなくて…
さっきスリッパを洗うのに水にしたまま
戻すのを忘れてたんですよ!」
「は…はは…そっかあ…
ブェックシッ」
IN「あ〜ごめんなさい〜ㅠㅠ」
本当にこの人はツイてないな。
それにしても
Aさんって細いけど意外に筋肉あるんだ?
あと…、、見てしまった。
傷だらけのAさんの体。
「リノさん…僕…」
どうしてこんな傷だらけなんだろう。
少し見ただけでも
背中や肩に大きな傷があったし
腕に火傷の跡みたいなのもあった。
幼い頃、、虐待されてたとか?
IN「リノヒョン!
いつまでAさんのこと見てるの?
変態みたいだよ」
LK「え?あ、」
「もうお湯に戻ったみたいなので…」
LK「あ、ああ…よかった…うん。
温まってください、はは、ははは、、」
IN「Aさん、お湯熱めにしといたから!」
気になる…
でもあんまり聞いたらダメな事かもしれない。
いつも笑顔で
ふわふわしてるAさんが
あんな体を隠していたなんて知ったら
LK「はぁー…どうしようか?」
俺だけ知ってる秘密にするしかないよな、、
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作者名:ぽん | 作成日時:2023年11月3日 9時