俺らの新人マネージャー! (ページ19)

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サセンの想い。ページ19

スンミンと私は両思いなの。

仕事が忙しいから私に会ってくれないだけ。

皆んな可哀想ね。

カメラに向けた笑顔もハートも

全部私に向けたものなのに騒いじゃって。

スンミンは私を想ってくれてるわ。

じゃなきゃ、あんな風に笑わない。

初めて野外ファンミーティングに参加したあの日…

確かにスンミンは私を見て微笑んだの。

あの瞬間からー…

私とスンミンはお互いを想うようになったわ。

スンミンだって私に会いたいはずなのに

リーダーのバンチャンが売れたいからと欲を出して

スンミンを働かせているんだと思ったの。

だからバンチャンが怪我をすれば

カムバックがなくなって時間ができて

私に会ってくれると思ったわ。

だから人を雇って依頼したの。

「バンチャンを傷つけて」って。

依頼するのは危険だと思ったけど…

愛の為ならその恐怖さえ乗り越えた。

私は本物の愛だから。

だけどあのマネージャーが邪魔をした。

「っ！もしもしスンミン！？」

「Вы еще не видели дом внутри」

「は？」

今まではただ電話を切られるだけだった。

なのに今日は違ったの。

やっと電話が繋がったと思ったら

聞いたことのない言葉。

スンミンじゃない声。

「かけ間違えたかしら？
そんなはずない…番号を変えたの？」

高いお金を払ってスンミンの番号を手に入れたのに。

どうして私に会ってくれないどころか

電話もしてくれないの！？

「私は…あきらめないっ」

きっと愛を試しているのね。

あのマネージャーも、メンバーも、

私が全部消してやる。

スンミンと私を邪魔する奴らは

全員。