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守る人 ページ17

HJ


心配してたAさんが

次の日に出勤したのは良いけど

頬に大きめの絆創膏を貼ってて…


それを見てチャニヒョンがパニクった。



BC「怪我したんですか!?
昨日俺を助けた時にやられたんですか!?」


「心配しないでください。
僕はダイジョブですよぉ〜」




ヘラヘラ笑うAさん。


刃物を持った犯人を捩じ伏せていた人とは

とうてい思えないや。。。




BC「他には?」


「あ、いや、あの、」


BC「怪我してませんか?」


「え、えぇ、顔だけです…」




Aさんの顔や体を

遠慮なくペタペタ触るチャニヒョンは

心配でそうしてるんだろうけど。



見てみなよ、Aさん。



恥ずかしくて顔が真っ赤だよ?





CB「ところで武術でもやってたんですか?」


LK「お!俺見たよ!
Aさんが犯人をやっつけたとこ!」


HN「ネットに出回るの速いな〜
あれだけカメラがあるなら当然か」


LK「刃物を持った手を捻り上げて…
アクション映画みたいだった!」


「そんな…映画だなんて…」


CB「だから。
普通そんな事できないですよね?」


「あー…なんというか」




チャンビニヒョンの質問に

Aさんは苦笑いをして


胸元に触れていたチャニヒョンの手が

静かに離れて下におりていった。



「そうです。
テコンドーや空手、武術…
そんな感じのものをひと通りかじったような」


FL「Aさんはヒーローみたいだね!」


IN「かっけぇー」


「そ、そんな///」




ああ、そうか。




運が悪くて

コーヒーもろくに淹れられないくらい

ドジなAさんが


どうして俺達のマネージャーに就職できたのか

正直ちょっと疑問だったんだ。





BC「顔に傷が残ったらどうしよう」


「いいですよ。
僕はアイドルじゃないんだし」


BC「ダメですよ!
こんな綺麗な顔に傷だなんて!」


「ぼ、ぼ、ぼく綺麗なんかじゃ…」





Aさんは

俺達を身近で守るために雇われたんだ。


てかチャニヒョンはAさん触りすぎ。





HJ「チャニヒョン。
そのへんにしてあげてよ」


BC「え?」


HJ「Aさんの顔が赤すぎて
トマトみたいになっちゃってるからさ」


BC「ああ!ごめんなさい!」


「い、いえ…
ふぅ。。かお、あつぃ…」


SM「…」パシャッ




だからスンミナ。

お前それ盗撮だからな。

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作者名:ぽん | 作成日時:2023年11月3日 9時

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