俺らの新人マネージャー! (ページ15)

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楽屋待機中ページ15

HJ

Aさんはドジで運が悪くて

それでも一生懸命だから好きなんだと思う。

俺がコーヒー飲みたいなと思うタイミングで

「ヒョンジンさん、コーヒー飲みますか？」

って聞いてくれたからお願いしたら

「やってしまった…！」

また何かやらかしてて

それを見たジソンが

丸い目をもっと丸くして見ていた。

HN「うわーAさん！
チカラ強いんですね！」

「どうしよう、どうしよう、」

HJ「なになに。
今日は何をやらかしたんですかAマネージャーニム」

「あ…コーヒーの入れ物のフタが…」

コーヒーの粉が入った瓶を開けようとして

チカラを入れたら蓋がグニャッて曲がったらしい。

俺、ちょっと気が付いてたけどさ…

Aさんて、ばか力だよね？

SM「ﾝﾌｯ、かわいい」

そんでスンミンはAさんの事故を

写真とかムービーで撮るのにハマってるよね。

変態？

HJ「あー…俺が自分で淹れますから」

「いえ！僕が！」

HJ「また事故るじゃないですか！」

「コーヒーくらい僕がやります！
ヒョンジンさんは休んでいてください！」

コーヒーの粉に手を伸ばしたら

Aさんが意地を張って

自分がやるというから手を離した。

「ﾝﾌﾞｯ！！！」

反動で自分の顔にコーヒーの粉をかぶったAさんは

正真正銘のドジだ。

HJ「ㅋㅋㅋㅋㅋ」

HN「Aさんㅋㅋㅋㅋ
だ、大丈夫ですかㅋㅋㅋㅋㅋ」

「ｹﾎｯ、だ、だいじょぶです…」

HN「ティッシュあるよ、はい」

HJ「んもー。
Aさんったら」

年上なくせに歳下みたいな

かわいいAさんの顔をふいてあげよう。

うわ、Aさん顔小さいなぁ。。。

俺の手で包み込んだら全部隠れちゃうくらい。

「ヒョンジンさん？聞いてます？」

HJ「あ、、え？」

「だから…コーヒー買ってきましょうか？」

HJ「あぁ…いえ、大丈夫です」

「はぁ。僕がマネージャーなのに
ヒョンジンさんにお世話されるなんて」

申し訳ない、って笑うAさんは

少し無理して笑ってるように見えた。

俺達はAさんのそういうところ

優しくて好きだけど

もしかしてAさんは

ちょっと気にしていたりするのかな。