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あの日

幼いジョングクは初めての海にはしゃいでた。




ジョングクは可愛い浮き輪を付けて


新しい水着を着てた。








「ジョングクー？」








両親はパラソルの下に居て



ソクジニヒョンはカニを探してて




ジョングクが居なくなった事に気がついたのは



俺しかいなかった。






この時、親に言えばよかったのに



俺はジョングクが小さな身体で



崖の上まで登っていくのを見つけて…









「ジョングク、そっちに行っちゃダメ！」



jk「ヒョン？


わっ、」





ぐらっと傾いたジョングクの小さな身体。


慌てて俺はジョングクの腕を引いた。







そしたら反動で代わりに俺が海へ落ちた。









jk「Aヒョン！？
うわぁぁぁんっ」






ジョングクが大きな声で泣いたから


両親とソクジニヒョンも


海に浮かんだ俺に気がついて


すぐに病院に行った。







右側から水面に打ち付けられた俺は


そのせいで右耳の聴力の90%以上失った。



まるでずっと右耳だけ海に潜ったままみたいな

そんな感じ。






だからジョングクはずっと


今でも俺に後ろめたい気持ちでいる。

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