17 ページ17
平日のカフェはお客さんもまばら。
ユンギさんがソワソワしてるのが視界の端に映る事以外は
ゆったりした音楽と雰囲気で心地がいい。
yg「なぁ、、昨日の件だけど…」
ユンギさんがいつものように俺の肩に手を置いて話す。
今から話したい事の内容が
薄くピンク色になったユンギさんの頬に書いてあるみたい。
「ああ、予定ないって言ってましたよ」
yg「ほんとか！？」
「休みは1日中パジャマでゲームしてるだけの兄ですから」
俺の言葉は耳に入らないユンギさん。
俺は恋愛したことないから
よく分かんないけど
ユンギさんは楽しそうに見える。
hs「おはようございます〜」
yg「おーホソクおはよう」
hs「おはよ、A」
「おはよう」
大学生アルバイトの彼も
恋愛したりしてるんだろうか？
まぁ、そんな事どうでもいいけど。
俺と彼は180℃住む世界が違うんだし。
ホソクに俺の右耳が悪いこと
いつ言おう、いつ言おうと思ってるうちに
なんだかタイミング逃しちゃった。
初対面で言えば楽だったのかな、、
hs「A、この後予定ある？」
あーあ。
完全にタイミングミスったよね。
ソクジニヒョンにバレる前に
言わないと、とは思うんだけどさ？
やっぱりなんか怖いっていうか。
hs「あれ？無視？」
「……」
hs「あ、ちょっ、！
行っちゃった……」
頑張って声を聞こうとしてるし
仕事だって頑張ってるつもりなのに。
分かってる。
俺に足りないのは
“ほんの少しの勇気”なんだって。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 386人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽん(プロフ) - はんぺんさん» 前の作品から読んでくださりありがとうございます…！！！！！！！ (2022年12月28日 22時) (
レス) id: 029c3dcc20 (このIDを非表示/違反報告)
はんぺん - わわ、やっぱり何度読み返しても名作でしかなて目からマリアナ海流です泣泣ほんとに最高すぎます...（TT)昔の作品も何度も読ましていただいてたので今回の作品も素敵すぎて日本語無くしますww (2022年12月28日 21時) (レス) @page44 id: d8014ebbb9 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - はんぺんさん» なんとか完結しました〜！最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)！ (2022年12月3日 14時) (レス) id: 029c3dcc20 (このIDを非表示/違反報告)
はんぺん - ぽんさん完結おめでとうございます！泣泣本当に毎回文体が綺麗で、話が本当に読みやすくて大好きです！ (2022年12月2日 22時) (レス) @page44 id: 3258655d78 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 萩焼さん» 読んでいただき、ありがとうございました！ (2022年12月1日 21時) (レス) id: 7d81ba138f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽん
| 作成日時：2022年10月27日 20時
