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会社に面接に行ったけど、結果はダメだった。


両親には受けた事を隠してる。





また落ちたのか、って言われるよりかは


全く受けてないって思われてる方が


まだマシかな?なんて。




負け犬みたいな言い訳。



いや、、


負け犬か。







jn「A入るよ?」



「ん、」






次はいつ着るか分からないスーツをかけていたら


ソクジニヒョンが部屋に来て


ヒョンは口煩いから


あんま話したくはないんだけど…



俺を心配してんのは分かってる。



両親には言わない事も

「ヒョンにはちゃんと言いなさい」って言われてるから


面接受けた事とかも言うようにしてる。







jn「面接どうだった?」



「その場で落とされた」



jn「えぇ?どうして」



「緊張して、うまく聴き取れなくて…
何回も聞き返したから」



jn「……そっか」







ソクジニヒョンは少しだけ笑って


俺の頭を引き寄せて抱きしめた。







「ジョングクには言わないで。
面接したことも、落ちた事も」



jn「わかったよ」



「それで、何か言いに来たんじゃないの?」



jn「あ、そうそう。
A、ユンギって覚えてる?」








ユンギさん、…確か数回ウチに遊びに来たことがある。



ソクジニヒョンの1つ下の後輩で



色が真っ白な


低くていい声の人だ。


ボソボソ話すから、ちょっと聞き取りにくいけど。







「うん、覚えてるよ」




jn「アイツが今度カフェをやるんだ。
だからスタッフを募集してるらしくてさ」




「へぇ、お店だなんてスゴイね」




jn「それでお前の事雇ってもらう事にした」




「え?いや、急に??」




jn「とりあえずやってみな。
このままじゃダメだって、Aも分かるでしょ?」








ソクジニヒョンが俺を思ってした事だし



いつまでも就職できてない



俺が1番悪いって事も分かってる。





とっても有難い事なんだとも理解してる。





それでも俺の心臓は



あっという間に不安で押しつぶされそうになった。







jn「そんな不安そうな顔するな。
仕事に慣れたら大丈夫になるよ」




「…うん、」







いつまでもこのままじゃ居られない。




そんな事…

自分が1番分かってる。

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ぽん(プロフ) - はんぺんさん» 前の作品から読んでくださりありがとうございます…!!!!!!! (2022年12月28日 22時) (レス) id: 029c3dcc20 (このIDを非表示/違反報告)
はんぺん - わわ、やっぱり何度読み返しても名作でしかなて目からマリアナ海流です泣泣ほんとに最高すぎます...(TT)昔の作品も何度も読ましていただいてたので今回の作品も素敵すぎて日本語無くしますww (2022年12月28日 21時) (レス) @page44 id: d8014ebbb9 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - はんぺんさん» なんとか完結しました〜!最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)! (2022年12月3日 14時) (レス) id: 029c3dcc20 (このIDを非表示/違反報告)
はんぺん - ぽんさん完結おめでとうございます!泣泣本当に毎回文体が綺麗で、話が本当に読みやすくて大好きです! (2022年12月2日 22時) (レス) @page44 id: 3258655d78 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 萩焼さん» 読んでいただき、ありがとうございました! (2022年12月1日 21時) (レス) id: 7d81ba138f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽん | 作成日時:2022年10月27日 20時

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