甘えんぼ 5 ページ9
〜A side〜
深「じゃあー、とりあえず風呂入らなきゃだろ？
俺が着替えさせてやろっか？ ♪ 」
A「えっ！？///
いやいやいやっ…、自分で出来るから…っ///」
深「遠慮すんなって！」
A「ほんとに！あの…ほんとに！！
大丈夫だからっ」ﾀﾞｯ
深「あ、おい…！」
パタパタパタ…
あっぶな〜、
とりあえずお風呂場に逃げてきたけど、
お世話するって本気だったんだ…
でも…
嫌じゃないと思ってる自分もいる…
あーっ……、矛盾してるなぁ…
………。
とりあえずお風呂入ろ
A「ふぅ〜〜…」
湯船に浸かりながらさっきまでのことを考える
性格的にもだけど、自分が長女なのもあって
昔から人に甘えることに慣れてないから、
まず自分が誰かに甘えてる姿が想像できなかった
けど、ふっかはなんか違うんだよね…
あんなに安心できて、落ち着いて話せる人
初めて出会ったなぁ
A「ただいまぁ
次、ふっかどうぞ……って寝てるし」
お風呂から上がってリビングに戻ると
ソファーで スヤスヤ眠るふっか
最近忙しかったし、疲れてるんだろうなぁ
それでもあたしの異変に気付いて
話聞いてくれてたんだもんね…
ほんと、どこまで優しいのよ…
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作者名：rie | 作成日時：2020年7月8日 22時
