【雪男】国王の裏側【赤】４！

【sndt】借りづくりの雪男。 ページ29

お裁縫が得意な国王

シェアハウス設定(お互い名前呼びでいきます)
mmdt強め



宮舘side,



シェアハウスのリビングにある『お直しBOX』

いつだったか、お気に入りのカーディガンが破けてしまったと

落ち込む亮平を元気にしたくて夜な夜な直したのが始まりだった。

以来、メンバーの衣服やトートバッグなど

手縫いやミシンで対応できる物はあくまでも無理のない範囲で、俺が直すように。

服は好きだし、メンバーの好みが分かるからこれが楽しい。

それに、、、




偶にお客さんも来るからね？







メンバーが寝静まったオフの日の前日。

いつも通りソファの前にクッションを置いて座る。

今日は大介の嫁T(笑)

お気に入りでよく着てたから、裾が解(ほつ)れてきちゃったんだって

しばらく手先に集中していると、誰かが階段を降りてくる音が。



今日は誰かなぁ？



mm「あ、いた」



蓮かぁ、珍しい。



mm「ん〜、、、隣、いいっすか？」

dt「うん、おいで」



隣にそろそろと寄ってきて、肩に重みが伝わってくる。

お客さんっていうのは悩み事や不安で眠れないメンバーのこと



mm「涼太くん、今日誰の？」

dt「大介の。裾直し」

mm「そっか、、、」

dt「なーに、話したいことがあるんじゃないの。」

mm「涼太くんの傍で寝たいだけ。気にしないで。」

dt「ふふっ、肩重ーい(笑)」



甘え下手な蓮にちょっと意地悪。

ごめん、なんて言いながらしれっと膝枕を要求してくるもんだから

大介の嫁Tの裾直しが終わる頃には足が痺れて、ラグで寝転んだ。



















.

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す