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次の日、事務所に寄ると岩ちゃんとAちゃんがじゃれてて
なんかクソ面白くない。
薫さんにメイクしてもらってる途中、Aちゃんを観察
『はぁーーーー』
『なにその人を吹き飛ばす勢いのため息(笑)』
ほんと、デカイ(笑)
『なんかー、昨日 やらかしちゃったみたいなんですけどぉー、岩田さんが教えてくれなくてー』
『あ!!!そうだ!お前ら昨日俺の事 放っていっただろー』
隆二うるせぇ。
『だって、昨日は岩田さんに奢れって言われてたから……隆二さんもスッゴい飲むじゃん!二人に奢ったら破産する。お水しか飲めなくなっちゃう』
『ほんとに奢らせるわけないじゃん(笑)バカなの?』
隆二に1票
なんなら昨日の君らの飲み代、俺が払いました(笑)
『昨日、払ってないでしょ?(笑)』
『まぁ……』
うん。もう一回言うけど、俺が払いました!
その時、鏡越しにAちゃんと目が合った。
ハッ!として隆二の眉の前で鋏をパチン
うおーこぇー
『オラっ!何してんだよっ!あっぶねぇな!』
『わっ!すみません。大丈夫ですか?』
あの慌てっぷり(笑)
隆二、昔の姿出てんじゃん
収録が終わって、Aちゃんまだいるかなぁって控え室にふら〜っと入った。
『あ、あ、あの!』
『ん?』
『昨日はありがとうございました。』
さっき岩ちゃんに聞いたよ?
全然覚えてないんでしょ?
笑っちゃう。
可愛かったし……
『Aちゃん、覚えてないんでしょ?』
『あー、全然覚えてない……です』
『お酒、ほどほどにしなきゃね?岩ちゃんとか隆二とか?アイツらだって男だよ?』
ん?
首を傾げた後、なんかニヤっと笑ってから、首をブンブン振ってんの。
ほんと、なにしてんの?(笑)
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作者名:花梨 | 作成日時:2018年1月20日 11時