【 宮治 】在 校 生 挨 拶 。 【 北信介 】

自意識過剰 ページ16

『おいちょっと待ってくれ嘘だろ』

つい7時間ほど前まで話題だった



ツムさん…


『えっと…こんにちは』


「…なん？」


信介先輩に会おうとしたのが間違いだった．


部室前で待ってたのがバカだった…！！



『ツム，さん…私は別に怪しいものでもありません』

「どうせ俺らのファンやろ」


え，なに自意識過剰？？？



『…ファンじゃねぇっつたろ！！！』


「は？」

『私は治と仲良くさせてもらってますAです！！』


『ちなみに信介先輩とも仲良くしてもらってます！！』



「っは！？お前北さんと仲ええんか！？」

予想以上に最悪な人だった．

「ｯあの，北さん！？」

『あのっていうな』


てか初対面から失礼すぎない？？


本当に治と双子？


『治の方が全然良いわ』


「なんの話や」


『ツムさんと治だったら治だなぁってw』


「ツムさんてなんやねん！！てか俺の方がええやろ！」


自意識かじょー



『いや，私信介先輩一筋なんで』


「なんやお前」


「A？」


『あ，治ー』


『ねぇコイツ失礼すぎじゃないでしょうか？』

「コイツっていうなや，侑や．侑」


ツムって本名じゃないんだ…


「…まぁ，そうゆうやつやからな」

「は？うっさいねん黙れや」


あ，喧嘩中だったんだっけ

「は…？そっちが黙れや喧嘩ふっかけてきたんお前やろ」


「お前ものってるんやから同じやろ」

目の前で喧嘩されるの辛いんだけど


『…ねぇ』


信介先輩は？？



まだ？助けて…






「うるさいで」

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