【 宮治 】在 校 生 挨 拶 。 【 北信介 】

食 ページ4

「あかん…」


ｸﾞｩｰ


鳴り止まないどころか，酷くなってきてるな


『あの，お昼…ないの？』


「ん，？あー，お昼…忘れてもーたんよ」


『もし迷惑じゃなければなんだけど，買いすぎちゃったから…』


「ｯいいん！？！？」


『う，うん』


急に目をピカピカ光らせた…

「ほんまにええの？？」


『うん，別に今そんな食べなくても，駅前まで行って食べたいものがあるから丁度いいかなーって』


駅前にオープンしたパンケーキ屋

初日は行けなかったので今日行くことにしたのだ


「ほんまか！！じゃあ遠慮なく貰うわ…！！」


『どーぞ，男子高校生はいっぱい食べなきゃだからね』


「名前，なんて言うん？？」

『A．君は？？』

近くで見るとやっぱり銀髪…？

これ染めてるのかな？


「俺，宮治！！なんで，Aちゃんは俺にくれたん？」


『Aでいいよ．お昼食べれないの辛そうだなーって思って』

「俺のことも治でええ．お昼食えんの死ぬかとおもたわ」


『わかる…！！私食べるの好きなんだよねー』


「そうなん？俺も好き」

趣味？？があった

「あの，さ…昼のお返しで，駅前の店，奢るわ」


『っえ，そんな，悪いよ！別に私がしたくてしたことだし…』


あそこのパンケーキ地味に高いんだよなぁ…


「じゃあ，俺が食べたい．って言ったら？」


…そうきたか

『うーん，奢られるのは申し訳ないけど一緒には食べたい…かな』


でもあそこって女子向けじゃなかったっけ？？

『あそこ，パンケーキの店で女の子いっぱいだけど…』

「！！！あのパンケーキ食いに行くんか！！」


『う，うん』

「俺も行く」

いやすごい即答


『もしかして，パンケーキ好き？』

「いや，食べ物全般好きや．ただ俺も気になっててん」


『あそこ評判いいから，食べに行きたくって』


「放課後，着いてってええ？」

『もちろん！！』


うわぁー…今さっき仲良くなった子とパンケーキかぁ…


しかも男子…


でも悪い人じゃなさそう．


食の好みも合う…かも

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