希望の朝だったら6 ページ6
昼食まで半刻ほど時間が空いてしまった。彼らが来るまではこの家の食事は朝晩の二度のみだったが、子どもは一度に沢山食べられない上に燃費が悪いのでしばらく三度の食事になる。
正午まで子どもたちは解散させて、私はそのまま執務室に戻った。
椅子に腰掛けると、知らず知らずのうちにため息が漏れる。
コックたちの特別手当について考えなくては。元々茶会の日には追加の給金を支払っていたが、一食増えるのに加え量も倍近くになる。
いっそ契約を更新しようか。
机の上のベルを鳴らして使用人を呼ぶ。
3度のノックの後、私の返事を待たずにドアが開いた。
「お茶っすか？」
「おはようナタリー、そうだよ」
ひょこっと顔を出して砕けた敬語で用件を尋ねるのは紫髪のメイドだ。彼女はナタリー。友人の家から見習いとして出向している。
「あ、おはようございまーす。さっきアガタ先輩がお湯火に掛けさせてたんでもらって来るっす」
「『頂いて参ります』ね」
「はぁい」
やる気があるのかないのか、仕事は丁寧だが言葉遣いがやや粗い。見込みはあるのでしばらく働かせている。
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ペルシア(プロフ) - 可愛いgrちゃんが大好きです！！更新お待ちしてます！！ (3月19日 21時) (
レス) @page27 id: c35f13a9da (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 好きああああああ (1月13日 18時) (レス) @page27 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - この暖かくて優しくて、愛おしい笑顔で溢れた世界に出会えて良かったです! 主人が皆を愛しているのが伝わる、微笑ましい言葉が大好きです。出会った直後の新参者ですが、次回の更新を心待ちにしています。 (10月7日 6時) (レス) id: dba6e6f19e (このIDを非表示/違反報告)
れう(プロフ) - 初めてのコメント、失礼します……！このお話が本当に大好きで、ずっとお待ちしておりました！！！更新本当に嬉しいです、ご負担にならない程度に頑張って下さい！応援しています！ (7月10日 16時) (レス) id: c2fdbc83c8 (このIDを非表示/違反報告)
鵜久森ミステリホラー執筆中(プロフ) - 更新ありがとうございます！前々から大好きでずっと読んでます。お体には気をつけられてくださいね！！ (7月1日 8時) (レス) @page22 id: 3371b422c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吉野あまみず | 作成日時：2020年1月20日 13時
