足りないのは素直さ【月島蛍】

●甘えん坊 ページ34

試合は白鳥沢が勝った



…悪いけど予想通りだった




今の烏野が白鳥沢に…俺に勝てる訳が無い




Aもそう思ってるはずだ





｢動けないーー！｣




｢いいだろう。勝ったんだから｣




何が……いいの？



｢なんかあった？｣



｢……こうしたいだけだ｣



｢そう｣



白鳥沢コーチ｢帰るぞ。｣



｢…Aと帰る｣



白鳥沢コーチ｢え？｣




白鳥沢の人も烏野の皆も、驚いてる




そりゃあね。




｢若利くん。｣



｢ん？｣



｢私、みんなを困らせる若利くんは嫌い｣




そう言うとそっこうで離れた若利くん




｢家に…こいよ。｣



｢うん｣




そうして子犬みたいに帰った若利くん




さて…どう説明しようか






・




澤村｢従兄弟だったのか？｣




｢はい。｣




清水｢普段、ああなの？｣




｢昔からですね…。とりあえず人の事抱きしめながらテレビ見るのは普通です｣




((普通なの！？))



菅原｢普段どんな感じなんだ？｣



｢ゲームとかしますよ。
私、運動苦手なのでバレーしたときないです

ルールは教えてもらいましたけど｣





きっかけは若利くんなんだよね…




日向｢じ、ジャパンの嫌いなものは！？｣



｢……たしか、納豆
あとはなんでも食べる

まぁ、私、ふざけて納豆を味噌汁に入れたりしてたよ｣




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