足りないのは素直さ【月島蛍】

○月島side ページ27

朝、迎えにいったらすごい可愛いAがいた



化粧して可愛い服着て



僕のためにしてくれたのかなって思うと凄く嬉しかった




･



ぶらぶらしたりご飯食べたり



Aと一緒だとこんなにも楽しいんだって思った







･




二人で歩いてたら



｢あのこ可愛いな｣



って、Aがみられてて



それも嫌だし



先に言われたのもやだった




｢ねぇ、可愛いってー｣


｢え？｣


｢化粧とかその服あわないよ｣




口から出たのは反対の言葉



言ってAの顔を見てやらかしたって思った




｢あ、ちが･････｣




泣きそうな顔してるA


弁解しようとしたら




｢ごめん。帰るね。


似合わないもん。蛍も隣で歩かれるのやでしょ？｣





すごい傷ついた顔してAがいった





走って帰るA



止める声はでるのに




追いかけてるのに




距離は開くばかり





あぁ･････俺は





なんて馬鹿なんだろう






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(素直になれなくて)



(君を傷つけた)

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