足りないのは素直さ【月島蛍】

●帰り道 ページ16

蛍とふたりっきり
忠は嶋田さんの所に行った



｢潔子先輩すごくいい匂いした！！｣
｢･･･変態くさい｣
｢だってーー！｣


ほんとにしたんだよ！


｢怒らせないようにしなよ、もう｣
｢うん･･･。そういえば蛍の家、おかあさん居るの？｣



蛍はお母さんと大阪に単身赴任中のお父さん。そして仙台市に住むお兄ちゃんの4人家族


小さい頃はよく泊まりに行ったっけ･･･。




｢うん、居ると思う。｣
｢なら安心だね。私料理得意じゃないし｣
｢一回卵焼きを焦がした時あったもんね。｣
｢う･･･。｣



まぁ、僕が作れるから安心すれば、なんて。




本当調子狂う･･･



荷物とってきたらおいでって
お風呂もこっちで入れば？って言われて別れた




とりあえずお気に入りの服(トレーナーにスカート)きて




パジャマはいつもきてるワンピースでいいかな？
白地に花柄のワンピースや制服などをつめて蛍の家に向かった



｢ん、いらっしゃい｣


蛍はシャツにベストを合わせてジーパンだった。

相変わらずおしゃれだなって思う




｢ソファーにすわってて。食べたいものは？｣
｢オムライスかな？｣




いつもそれだよねって笑われて


じゃあ待っててって言われた

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