g.ko ページ44
「大橋〜」
大橋「ん〜？」
「最近ね」
大橋side
俺の前に座って話し始めるA
どうやら調理器具を新しく買ったみたい
「今度大橋の家行ってみたい！凄いやつ」
大橋「いいで〜」
「それで大橋のご飯食べる」
大橋「それはいつも食べてるやん」
「また違うやん」
「大橋の家で大橋のご飯がいい」
いつも帰りとか心配やし俺がAの家に行くことが多い
大橋「用意しとくな」
こうやって言ってくるのが可愛くて可愛くて
(後日)
「大橋の家〜久しぶり」
大橋「何飲む〜？」
「あの変なやつやなくていいで水で大丈夫」
大橋「センブリ茶な」
大橋「それはこの前お酒飲んだからやし」
「へぇ〜」
「あとお土産のケーキ、冷蔵庫借りるで」
大橋「ありがとさん」
Aってな平等か好きやねん
どっちかがマイナスにならへんように
それは仕事でもプライベートでも
大橋「A〜今日はお泊まりする？」
「せえへん、帰る」
「明日仕事やし」
そうやねん、
A俺の家泊まったことないんやで？
恭平の家とか丈くんの家とかよく聞くのに
大橋「ずるい〜」
「ふふ」
またや、またこの笑顔で濁された
大橋「これがな〜」
「えーこれ凄い」
意外、話聞かへんとおもってたけど
興味はあるみたい
大橋「そっか料理できるもんな」
「そうやで〜できるよ」
カウンターから覗いてくるAは
大橋「彼女みたい」
「なんそれ笑」
いつもは髪の毛巻いてるか縛ってるかのAが
ストレートで、しかも今は赤茶
レッドブラウンなんやで髪色
大橋「あれいつも家来る時メガネやん」
「踏んで壊れてんよ」
そこも可愛い
大橋「出来たで〜食べよか」
「やった！持ってくな」
大橋「はーい」
かわいいかわいいA
すきやで
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作者名：なす | 作成日時：2023年6月25日 19時
