y.kn ページ33
長尾side
二人で飲みに行くのは半年ぶりくらいで
そのときはまだお酒とかあんま知らんかったけど
今はAちゃんに遊ばれへんくらいになったで
「お待たせ」
長尾「…行きましょか」
いつものダル着やない…前髪もあげてる
長尾「Aちゃん綺麗！」
真面目に言うのは恥ずかしいから
ちょっとテンション高く伝えてみた
「声でかい」
「今日は久しぶり記念やからね」
「2人っきりで飲むのは久しぶりやん？」
長尾「覚えてくれてたん」
「うん笑」
「謙杜やって結構イケイケな格好してきてるやん笑」
ちょっとでも大人っぽくみせたくて
長尾「かっこいい？」
「うん、謙杜かっこいい」
〜〜〜
「謙杜もよう飲むようになったんやな」
長尾「大人ですよ」
「うるさいし、しょうもないことするし子供やん」
長尾「Aちゃんも同じやない？笑」
「謙杜よりも人生先輩なことに変わりはないです」
今日のAちゃんは
少しいつもより静か
多分そう思うのはAちゃんの本性が少し見えたから
「なーにぼーっとしてるん」
「最近なんの仕事してるん？」
でもリードしてくれたり
心配してくれたり、アドバイスもくれて
やっぱりAちゃんはちょっぴりお姉さんで
裏を見るのにはまだ難しい存在
長尾「いつかAちゃんを抜かします！」
「待ってるで」
「謙杜に抜かされへんようにしとくね」
「あ！今日行くこと恭平に伝えた？」
長尾「伝えてないけど約束したとき高橋くんが近くにおるときに約束しました！」
「やば、気づかんかった」
リクエスト↓↓↓
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作者名：なす | 作成日時：2023年6月25日 19時
