p.kt ページ19
Aside
真剣な眼差し
なんでそんな知りたいんやろ
流星「魔法の力借りてもいいから、Aちゃんの素直な気持ちが聞きたいの」
ちょっと恥ずかしそうにいう流星はまだまだ子供やな
「私、お酒の力借りんくても言えるで」
「伝えたろか？」
頷く流星
大橋「流星〜A」
と
こちらとしてはナイスなタイミング大橋
流星「はぁ、最悪」
「話す場所が悪かったんだね、残念残念」
流星「許さない」
大橋「え？」
「じゃあまた明日ね」
2人に止められたけど私これ以上することないし
今日はおうち帰ってのんびりする
そう決めたんやもん
高橋side
A連絡返してくれないんやけど…急用
で、着いたAの家
「なんで」
恭平「お邪魔します」
「あげるなんて言ってないで」
恭平「ダメっすか？」
「…いいよ」
Aちゃんの家は綺麗で イメージ的にはピンクとかのお部屋に住んでそうやけど
モノクロの家でかっこいいんよ
恭平「見てないっすよね？」
「何が？」
スマホを指さし確認させる
「あ〜、ごめん」
「しかも結構大事やったやん、ごめんね」
俺が一昨日送った仕事に関わるメッセージ
「まって、それいいに来てくれたん？」
恭平「うん」
「わざわざありがとう」
「じゃあ交通費としてご飯食べてく？」
恭平「手作り？？」
「がいい？」
恭平「はい！」
「カップ麺よりかは健康的なものにしたる」
Aちゃんのご飯はほんまに美味しい
それはファンのみんなも知ってるんやで
完璧なとこしか見せないアイドルAやもん
恭平「いただきます」
「はいどうぞ」
恭平「Aちゃん食べないん？」
「後で」
またこれ抜くパターンや、そろそろ学んだで
恭平「大橋くんに言ったろ」
「食べるからちゃんと」
恭平「今一緒に」
無理やり一緒に食べさせたけど
ニコニコなAちゃん見れて
幸せなひととき…てやつ
恭平「すき」
「ん〜？すきだよ恭平」
毎回この回答
恭平「なぁこっち見て」
恭平「かわいい」
「恭平」
「かっこいいよ」
また本気で好きとは伝えれなかった
けど褒められた
恭平「嬉しいな」
「単純やなぁ〜笑」
「いつまでおるん？」
もう20時、明日ももちろん仕事
恭平「帰りたくない」
「面倒くさがらずに帰りなさい」
恭平「えー」
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作者名：なす | 作成日時：2023年6月25日 19時
