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#80 ページ30
寝ているA。
罪悪感が残る
昨日大橋から聞いた
「Aなんか隠してる」
この言葉が頭から離れへん
Aのことになると結構当たる大橋
藤原「何隠してるん」
聞こえないように独り言を言った
1時間後
桜「丈くん…」
藤原「起きたん？」
桜「…」
藤原「どうしたん」
桜「丈くんなんでおるんやっけ」
そう、最近始まった 記憶飛び
藤原「昨日薬投与したやろ？」
桜「うん」
藤原「病院帰るのに1人で帰らせたくないから来た」
桜「…そうやった、ありがとう」
少し時間が経てば思い出せるから
そんなに支障でえへんみたいやけど
藤原「Aさ、いつからこうやって思い出せんくなったん？」
桜「…」
藤原「A？」
桜「薬入れ始めてからずっと」
驚きやった
俺的にはこの前の窓開けっ放し事件の
ときからやと思ってたから
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作者名：なす | 作成日時：2023年2月6日 22時
