頼りかた (ページ15)

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#15 ページ15

それから2時間

今流星はベットで寝ていて

私はそれをただ眺めてるだけだった

｢ﾄｩﾙﾄｩﾙﾄｩﾙ｣

さっきからメッセージが届いてたけど流星と話してたから

見るの忘れとったわ…

メッセージに返さんかったから電話か

桜｢もしもし〜？｣

｢A今空いてる〜？｣

電話の相手はメンバーの大橋和也

桜｢うん、大丈夫！｣

私はなるべく流星に声が届かんよう離れた

桜｢なんかあった？｣

大橋｢いや…どこおるかなって｣

桜｢今りゅちぇのとこおる｣

大橋｢大丈夫やった？｣

桜｢多分普通の風邪やと思う｣

大橋｢よかった〜俺終わったから行こうか？｣

桜｢いいよ、今流星寝てるとこやし｣

大橋｢そっか〜わかった｣

桜｢はーい、じゃあね｣

流星のところへ戻ると

桜｢おぉ、おはよう｣

大西｢うん…｣

やっぱりしんどそうやな

桜｢りゅちぇのおかげでメイク褒められたわ！ありがとう｣

大西｢ならよかったわ笑｣

桜｢あとな、あとな｣

思いつく限りの思い出を話した

そしたら

大西｢Aちゃん｣

桜｢ん？｣

大西｢ごめんね｣

どうやらこの前の

私を転ばせた女の子が

流星のファンの子やったらしい(#13)

桜｢流星は関係ないやろ？悪ないじゃん｣

大西｢でも…その前に俺と顔近づけたやろ？やから嫉妬とか…｣

桜｢ほんま流星〜｣

大西side

Aちゃんは叫びながら抱きついてきた

俺、熱あるんやけど？？

大西｢ほらうつるで〜｣

どかそうとすると

大西｢Aちゃん？｣

泣いてた

桜｢ほんまに流星のせいやないし気にすることもないで｣

大西｢うん…｣

俺が気にしてるのは

その傷やねん

もちろん事務所がなんやらしてくれて

ライブ来るみんなに注意してくれたんやけど

Aちゃんをみてるとこれじゃ気が済まない

大西｢ほら可愛い顔が｣

そう言ってティッシュを渡す

どっちが面倒見てるんやか

その後はよく覚えてない

Aちゃんがずっと一緒におってくれて

看病してくれてたのは知ってる

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(#13)は(#13話に出きたってことです！