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樹「Aがめちゃくちゃ少食なんだよね」
ジ「そうそう、だから俺が食べてこんなんなっちゃった」
『いつもごめんね、ジェシーくん』
嘘吐き。
私に食べさせないようにしてるのは、そっちの癖に。
けれど除け者の私にはそんな事言えなくて、貼り付けたような笑顔を浮かべるしか無い。
撮影中は何度か私に話題が振られる事もあるけれど、いざ見ると全てカットされていて、殆ど空気。
空気にもなれていないかもしれない。
『やっぱり、辞めたい、です』
何度もマネージャーさんや滝沢くんにも言ったけど、駄目の一点張り。
如何して?
こんなにメンバーにもファンにも必要とされていないのに。
足でまといにしかならない私なんて、要らないでしょう。
慎「…何してんの?しょーもない話してるなら足引っ張らないように練習、したら?」
『そ、うだ、ね……ごめん、』
慎「…………そういうところ、まじウザい」
自販機で水を買っていた慎太郎くんに会って、また指摘を受けて。
私なんの為に此処に居るんだっけ。
分からない。
もう、全て放り出して逃げたい。
でもきっと、そうしてしまえばメンバーからは“迷惑かけるな”と言われるんだろう。
「A?どうかした?」
『……北斗くん』
「ん?体調、悪い?どっかで休む?」
何故、彼は優しくしてくれるんだろう。
其れを聞けない私はきっと弱虫だ。
『…ううん、ありがとう、』
「そっか、何かあったら言ってね」
“俺はAの味方だから”
その言葉が、蛇のように巻きついて離れない。
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ほ - 大事な試験があったのでTwitterログアウトしてたんですけどにその間燐さんがいなくなっててとても寂しいです(T_T)燐さんがいないTLは物足りない…今でも燐さんのお話が1番大好きです(T_T) (2020年12月29日 1時) (レス) id: 0eb4c93d38 (このIDを非表示/違反報告)
らん - とても楽しく読ませて頂いてます!Twitterの方なのですが、教えていただくことは可能でしょうか、?この作品もとっても面白かったです! (2020年12月11日 20時) (レス) id: 9d7b3667bf (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - 瑠夏さん» 嬉しいコメントありがとうございます…!終始暗いお話でしたが、楽しんでいただけて嬉しいです! (2020年12月7日 17時) (レス) id: 6bdcff6902 (このIDを非表示/違反報告)
瑠夏 - それはまるで蛇のようで、とても興味深い作品でした。とても面白かったです。 (2020年12月7日 15時) (レス) id: 159c0c1844 (このIDを非表示/違反報告)
瑠夏 - どのような結末になるのか考えています…!これからも燐さんのことを応援しています! (2020年12月4日 14時) (レス) id: a1493b1ce1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Kayu x他1人 | 作成日時:2020年12月3日 10時