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歌詞さんの言葉を借りれば――相川同様。
月崎もまた、一人で勝手に助かっただけなのに――
「………………」
まあ、しかし、そうだな。
恩義や誤解云々はともかく、月崎の中で過度によくなってしまっている私のイメージを、ある程度調整しておく必要はあるかもしれない。
イメージを崩しておくというのか……、あんまりいい印象持たれ過ぎていると、いざなにかあったとき、必要以上に失望させちゃうことになるし。
というわけで、阿良々木Aイメージ悪化計画。
その一。
金にだらしのない女。
「月崎、財布を忘れてしまった。すぐに返すから、お金を貸してくれないか」
「わかった。三万くらいでええか？」
お金持ちでした！
うーん、時間にだらしない女……は、待ち合わせに私が先んじて来ていた以上説得力がないだろうから……。
阿良々木Aイメージ悪化計画その二。
やたらとエ ロい女。
「月崎、私は今、女性の下 着に興味があるんだ」
「ほう、奇遇やな、俺もや。女性の下 着は芸術品だと、俺は思うとる。なんや、話が合うやないか、阿良々木先輩」
話が合っちゃった！
そうだよ、私がエ ロさで月崎に敵うわけがないじゃないか……いや待て！
普通のエ ロでは無理でも、それが特殊なエ ロならば私にも勝機があるはず……！
「特に興味があるのは小学生の下 着なんだ！」
「益々話が合うな！ さすがは阿良々木先輩！ 世間の荒波何するものぞ、ごっつええ生き様や！」
「評価が上がっちゃったー！」
なんでだよ。
えーっと、じゃあ、阿良々木Aイメージ悪化計画その三(もう既に面白くなってきたので当初の目的は見失っている私)。
誇大妄想的な夢を語る女。
「月崎、私は将来ビッグになる女だぜ！」
「言われんでも知っとる。っちゅうより、既に阿良々木先輩は途方もなくビッグやないか。
それ以上大きくなられては、そばでお仕えするのも一苦労やで」
「くっ……！」
いや、この程度は予想範囲内！
更に続けるぜ！
「私はミュージシャンになる！」
「さよか。ほなら俺は楽器になろか」
「意味はわからないけどなんだか格好いい！」
私の中での月崎の評価が上がった。
だから、なんでだよ。
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灰猫(プロフ) - realさん» 毎度コメントくださりありがとうございます！🙇♀️正直作者自身も過去に作った設定などを見返してはそこにそのキャラ置くんだ！？となっているので驚きながら書いていますw少しずつ更新していきますのでお待ち頂けると幸いです！ (2022年5月21日 11時) (
レス) id: e872c5e500 (このIDを非表示/違反報告)
real(プロフ) - 元まーかー、りょくちゃのやつです()毎度コメント失礼します＼(_ _)今回の配役は驚きましたが最高です😊更新楽しみにしてます！ (2022年5月19日 19時) (レス) id: f217387575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灰猫 | 作成日時：2022年5月5日 5時
