検索窓
今日:8 hit、昨日:12 hit、合計:19,305 hit

16話 ページ17


昼休み 食堂


『いただきま〜す』


昼休みになったので食堂にご飯を食べにきた。
私の今日の昼ご飯はサンドイッチとカフェラテだ。


グリム「ふな〜〜〜!!!やっと昼休みなんだぞー!!」


ユウ「ここ、ビュッフェ形式なんだ…豪華〜!」


少し離れたテーブルに監督生とグリムが座っていたのに気付いた。
話し声が聞こえるくらい近いなら移動したほうがいいのか…?
と思って少し離れようとしたが、グリムとハーツラビュルの生徒がぶつかったのを見て、ここから様子見する事にした。


「おいおいおい〜!!何してんだテメェよお!!テメェのせいで温玉が崩れちまったじゃねーかよ!!」


「ぷりっぷりの温玉を崩すのがカルボナーラの一番の楽しみなのによぉ!!慰謝料としてその鶏肉のグリルをよこせよぉ!!」


グリム「ふなっ!?これはおれさまのなんだぞ…!」


このままじゃグリムと生徒が喧嘩になる、と判断したので止めに行く。


『すみません、公共の場で喧嘩はご遠慮いただきたいです。…ほら、グリムも。喧嘩はダメだよ。』


グリム「わかってるんだぞ!」


「ああん?なんだテメェ!2年だからって調子乗ってんじゃねーぞ!!」


グリムはすぐ大人しくなったのにこの人たちは本当にもう…
獣の方がおとなしいって何事?


はぁ〜、と心の中でため息をついた。


『何度言ったらわかるんですか?たかが温玉じゃないですか。この獣の方が大人しくできてますよ?先輩たちは人間なのにね!はーあ、なんでこんなのが名門校にいるんですかねー…グリム、昼休みなくなるよ。早くご飯食べなよ』


グリム「そ、そうだな!おれさまご飯食べてくるんだぞ!」


『…って事なので、僕もお暇しますね』


「っく…なかなかやるじゃねぇか…」


「パスタが伸びちゃうから今日は見逃してやるっ!」


言葉で脅しただけなのに案外すぐ尻尾を巻いて逃げていった。

殴られるかヒヤヒヤしたが無事怪我もない。

食べかけのご飯を席についてまた食べ始める。
さっきまで少し離れた場所だったのに気付いたら隣のテーブルにエーデュースとオンボロ寮の二人がいた。


ユウ「揉め事お法度って言われたばかりなのに…」


エース「とりあえず、俺らも昼食にしよー。朝ご飯食い損ねて、倒れる寸前。」


デュース「にしても、名門校にあんな典型的なヤンキーがいるとはな…」


グリム「それでは気を取り直して…いただきま〜す!!」

17話→←15話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
115人がお気に入り
設定タグ:ツイステ , twst , 逆ハー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すた | 作成日時:2023年1月4日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。