二話 ページ3
なんて思ってた時期もあったな…あれからずっと勉強して、令嬢としてテーブルマナーも身につけ…そんな時に義弟ができ…今年で自分は16歳。
今日は入学式。…あっという間だな、もうお嬢様言葉話せるや…
なんて思い出に浸かっていれば、キィ、とドアが開き、我が愛しの弟、ショッピがドアから顔を覗かせる。
血は繋がっていないが。
ショッピは捨てられていて、私達に拾われたのだ。
ショッピ「姉さん、もう飯の時間やで。あと、父様が食事が終わったら書斎に来てほしいらしいで。飯食べおわったら行っといてな。」
『ああ、もうそんな時間…ありがとう、ショッピ。いっしょに食堂行こ！』
ショッピは私が3歳の時に拾われた。今ショッピは15歳。まぁなんとも可愛らしくて、撫でると少し柔らかい表情になるのがこれまたグッとくる…
あっ私ヘンタイじゃないからね！？
ショッピは、私が前世にやっていた乙女ゲーの中だと姉は程度信頼していたが、ヒロインをいじめていると聞いて冷たい態度を取るように…みたいなキャラだったんだよね、確か。
ショッピ「…姉さん、ついたで」
『あ、ごめん、考え事してて気付かなかった…さ、中入ろ！』
ガチャ、とドアを開け、食堂へ入る。
使用人なども使う食堂だ。
私はいつもショッピや私の世話係のメイドらと食べたりする。
ここはバイキングなので好きなものを沢山食べれる。
自分の皿にパンとバター、苺のジャムを乗せて、ドレッシングのかかった野菜とりんごものせる。これでバランスはいいと思うけど…
席についてご飯を食べる。
食べ終わった後、そういえば、今日は一人でご飯を食べたな、と思いながらも食器を片付けて食堂を出る。
ショッピからの伝言があったので、お父様の書斎に行く。
コンコン、とノックをして、
『失礼いたします。Aです。』
とドア越しに言う。
父「おぉ、入ってこい。」
『はい。』
かちゃ、とドアを開ける。
『…それで、お父様。何の用事で？』
父「いや、それがな。お前に婚約の話が来ててな…」
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すた(プロフ) - サラミさん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2022年12月12日 22時) (
レス) id: 547c4df5f1 (このIDを非表示/違反報告)
サラミ - 初コメ失礼します。とても面白かったです。体調に気をつけて、頑張ってください。更新待ってます!! (2022年12月12日 21時) (レス) @page38 id: 82adb6822c (このIDを非表示/違反報告)
すた(プロフ) - ユカさん» ありがとうございます！！あんまり更新できてなくてすみません！！頑張ります！ (2022年9月24日 22時) (レス) id: 547c4df5f1 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - すごい面白いです！更新ずっと待ってるので頑張ってください！！ (2022年9月24日 21時) (レス) @page31 id: 43dd0d6090 (このIDを非表示/違反報告)
すた(プロフ) - 夜焼さん» ありがとうございます！！応援コメントはマジでモチベになるので嬉しいです！更新頑張りますね！ (2022年8月29日 19時) (レス) id: 547c4df5f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すた | 作成日時：2022年7月10日 23時
