11話(漢数字だと見えにくいかと思ったのでここから算用数字にします) ページ12
食堂にて。
なんやかんやあって、コネシマさん、シャオロンさん、鬱さん、それと、今日強制イベでぶつかったヒロインとご飯を食べる事になった。
ヒロインの名前はプレイヤーが決めれるので、今私の目の前でご飯を食べているヒロインはなんと言う名前なのかがわからないのだ。
食堂にはランチセットや菓子パンがあった。
菓子パンなんて久しぶりだなぁと思い、チョコチップの入ったメロンパンを選んだ。
前世の私もチョコチップ入りのメロンパンが好きだったからね。
チョコチップ入りメロンパンをもぐもぐしていると、足を誰かに踏まれた。しかもかなり強い力で、ぐりぐりと。
『い"っ…』
いっってぇ……
「…？なんや、大丈夫か」
どうやら呻き声が声に出ていたようで、コネシマさんに心配された。
『あ、いえ…大丈夫です』
「……ならええけど」
見た感じ、右隣にいるコネシマさんと左隣にいるシャオロンさんではなさそうだ。
斜め右の方にいる鬱さんは私の足を踏めるほど近くにいない。じゃあ消去法でヒロインって事になるなぁ
そんな恨まれるような事したっけ？
まぁいいや。そんなことよりメロンパンうま…なんて思っていれば、ピコン！と通知音のような音がなった。今度は何かと思いキョロキョロしていると、目の前にまた表示が。そこには
「強制イベント ヒロインと同時に話しかける」
と書いてある。めんどくさい。
でも強制イベ。やらなきゃストーリーが進まない。
コネシマ「〜、それでな…」
「…あ、あの！コネシマさん…ですよね？」
『コネシマさん、少しよろしいですか？』
ヒロインが話しかけようとしたところを狙い、コネシマさんに声をかける。この後、ゲームのシナリオ通りだと、コネシマさんとヒロインは二人きりで遊びに行く。
「『あ』」
『あぁ、コネシマさんに用事が？そちらからでいいですよ』
「えーっ、ホントですかぁ？優しいんですねぇ！じゃあ、私先に話しますね！」
『えぇ、どうぞ。』
「あのぉ、コネシマさん…ですよね？」
ヒロインがコネシマさんに話しかける。
「〜、…ん？誰やお前？」
アリス「あ！私、アリスって言います！コネシマさんですよね？あなたと仲良くなりたいと思ってて！」
「……おん、ええけど」
おぉ、これはストーリー通りに行くんじゃないか…？
「やったぁ！じゃあ早速、今度の休みに遊びに行きませんか？二人で！」
「二人きり？…すまん、無理」
…え？
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すた(プロフ) - サラミさん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2022年12月12日 22時) (
レス) id: 547c4df5f1 (このIDを非表示/違反報告)
サラミ - 初コメ失礼します。とても面白かったです。体調に気をつけて、頑張ってください。更新待ってます!! (2022年12月12日 21時) (レス) @page38 id: 82adb6822c (このIDを非表示/違反報告)
すた(プロフ) - ユカさん» ありがとうございます！！あんまり更新できてなくてすみません！！頑張ります！ (2022年9月24日 22時) (レス) id: 547c4df5f1 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - すごい面白いです！更新ずっと待ってるので頑張ってください！！ (2022年9月24日 21時) (レス) @page31 id: 43dd0d6090 (このIDを非表示/違反報告)
すた(プロフ) - 夜焼さん» ありがとうございます！！応援コメントはマジでモチベになるので嬉しいです！更新頑張りますね！ (2022年8月29日 19時) (レス) id: 547c4df5f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すた | 作成日時：2022年7月10日 23時
