☁️ふっか《小》 ページ9
💜side
今の時刻は日が回ったばかり、つまり夜中。
なんでこんな時間に外出歩いてんのかと言うと、
先輩に飲みに誘われて行ってた帰りなんだけどさ。
トイレ済ませてからお店出ればよかったのに、そのまま出てきちゃって、もう限界近い。
少しの振動でもやばくて。
家はすぐそこなのに、、どうしよう、も、むりだ。
🧡「ふっかさん?」
💜「ビクッ...こ、じッ..ッ..たすけてッ..」
🧡「え、なに?」
💜「も、れそう、ッ...」
🧡「え、家すぐそこやから」
💜「ッ...」
🧡「はい」
💜「え、」
🧡「背中乗って。とにかく前押えとき」
💜「ッ...」
こんなとこで漏らすわけにもいかないから、いまだけは甘えることにした。
🧡「っしょ..出てもええから、とりあえず押さえるんやで」
走り出す康二。
💜「えッ..ちょッ..ッ...」
押さえても振動には耐えきれない。
チョロチョロと止まることもなく溢れるおしっこは手では受け止めきれなくて、康二の背中までをも汚す。
🧡「ふっかさん、もうええよ。頑張ったやん。っしょ...」
💜「ぅ、グスッ...とめられッ..なッ..かったッ..グスッ..こ、じのッ..ふくッ..よごしたッ...グスッ...」
🧡「ええんよ。おんぶしたんは俺なんやし、帰ったら一緒にお風呂やな」
💜「んッ...」
ほんとに一緒にお風呂入って、歯磨きしてそれぞれ部屋に戻る。
ベッドに潜り込んで泣きじゃくる。
29にもなって、しかも康二の背中で、全部出し切って、何から何までやってもらって。
俺、情けなさすぎる。
自分が失敗したのに、自分で後始末しなきゃ行けないのに。
一人だと自己嫌悪が止まらなくて、自分の部屋を出て、康二の部屋へ。
起こさないように布団に入るつもりだったのに、康二の手が俺の頭に乗る。
違和感を感じた康二は豆電気(暗い電気)をつけて、布団を剥いだ。
🧡「ん、、ふ、かさん?」
💜「んッ...」
🧡「なに、どうしたん?珍しいやん、ふっかさんから来るん」
💜「ねれなくてッ..」
🧡「そうやったんや。なんも、泣く必要ないやんか笑さっきのことやったら気にしてへんし、誰にも言わんから大丈夫やで」
💜「グスッ...」
228人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:抹茶 | 作成日時:2021年10月28日 0時