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《舘様side》


ラウールの体と頭を洗ってあげて、湯船に浸からせてる間にラウールの着替えを取りに行く。

一応、オムツも用意しておこうかな。

宮「ラウール、上がってきていいよ」

ガラッ...

宮「はい、タオル。一応オムツも用意してきたけど、どうする?どっちがいい?」

無言で、オムツを指さすラウール。

宮「自分でできる?」

履くタイプだからできるかなと思って聞いてみたけど、首を振るから、ちゃんとタオルで拭いてあげてから着せてあげる。

ラ「ギュッ...」

渡「タオル重ねといてよかったぁ」

宮「それ、ゴミ袋に入れといて?」

渡「そのつもりだけど。つか、ラウールお腹大丈夫か?」

ラ「コクンッ...」

宮「まだ不安だよね」

渡「床に蹲って唸るぐらいだもんな。不安なるよな」

ラウールとリビングに行く。

珍しく俺の膝に向かい合うように乗って、俺の胸元に顔を埋める。

宮「眠い?」

ラ「コクンッ...」

宮「疲れちゃったかな。部屋戻って寝よ?」

ラ「やぁ、」

宮「一緒に寝てあげるよ?ここに毛布ないしさ、体冷えちゃうから」

ラ「ん、、」

渡「なに、部屋戻んの?」

宮「うん。ラウールの部屋で一緒に寝ようと思って」

渡「俺もいこー」


ラウールのベッドに座り、さっきの体制になる。

渡「その体制きつくねぇーの?」

ラ「おちつくから、」

ちょうど心臓のところに耳を当ててるから、余計落ち着けるのかな。

頭を撫でながら背中をとんとんしてあげればすぐに寝ちゃった。

それに隣で大きめの船を漕いでる翔太を自分に寄りかからせれば、こっちもすぐに寝た。

俺も少しだけ寝ようかな。


どれだけ寝たかなんて分からないけど、騒がしさに目を覚ますと、

向「あ、起きてもうた」

岩「お前らが騒ぐからだろ」

佐「騒いでない!」

阿「ゆり組ゆり組・・・・」

2人を揺すり起こす。

ラ「だぁてしゃ、、まだねむぅぃ」

宮「夜寝れなくなっちゃうよ。明日学校なんだから、ちゃんと寝ないと。」

岩「お腹痛いの治ったの?」

ラ「ぅ、、まだいわかんあるけど、だぁじょぶ、」

深「かぁいいなぁ」

ラ「しょっぴー、おきてー」

渡「ん、んぅ...」


そのあと、ラウールのお腹が痛むことも、翔太に移ることも無く、完治したのでした。

Fin.

☁だてさま《小》→←☁らうーる《大》



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作者名:抹茶 | 作成日時:2021年10月28日 0時

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