☁️【続】ふっか《熱、小》 ページ11
💜side
康二がせっせと動いてくれる。
こんなに康二に甘えていいのか？俺が。
いつもは甘える側の康二に、俺が。
でも、なんつーの。なんか、落ち着くんだよな。康二って。
🧡「ふっかさん、昨日の夜ちゃんと布団かからんかったんよな、きっと。ごめん」
💜「こうじが、あやまるひつようない。もとはといえば、おれが、こうじのへやにいったのが、わるいんだよ。ベッドせまいのに、おれこそ、ごめん」
🧡「今日は俺ずっとふっかさんのそばに居るからなんでも言うてな？」
💜「ん、、ありがとう、」
🧡「ん、とりあえず熱高いし寝とき？」
💜「何度？」
🧡「言わんよ。絶対悪化する」
💜「そんな高いの、」
🧡「そうでもないけど、体温知ったら余計しんどくなるやろ？せやから、いまは黙って寝とき」
💜「ん、、」
冷えピタにアイス枕。
毛布に掛け布団に毛布。
・
🧡side
ふっかさんの熱は37.8
そんな高熱！ってほどでもないけど、やっぱりしんどいみたいで、昨日のこともあるからか、抱っこって。
熱上がってるなぁ。
🧡「寒くない？」
💜「さむい、」
🧡「せやんな」
俺はふっかさん抱っこしてて暑いから、ふっかさんに自分の羽織ってるパーカーをかけてあげて、毛布で包む。
💜「・・・ぎゅ、して」
🧡「してるやんか」
💜「もっとｯ...つよくしてｯ...」
苦しくない程度に抱きしめて、トントンしてあげてると、和室のドアが開く。
💛「あ、取り込み中か」
💜「・・・」
布団に戻るふっかさん。
💛「これ、昼ごはん」
🧡「あぁ、ありがとう」
💛「今、お粥できるからできたらまた持ってくるわ」
今日のお昼はチャーハンみたいやな。
5分ぐらいすれば、ふっかさんのお粥も来た。
ご飯を食べて、寝ようってなって俺の膝に股がったふっかさん。
🧡「おやすみ」
💜「んｯ..おやすみ、」
しばらくトントンしてると、身震いをしたふっかさん。
すると、小さく「ぁｯ..」と声をこぼし、生暖かいものが太ももあたりにかかる。
🧡「あちゃ、出てもうたか」
💜「うぁぁぁｯ..！」
🧡「ちょｯ、大丈夫やから。ふかさん、そんな泣かんといてや」
ドアが開く。
💙「どうした？」
💗「康二なにしたの！」
🧡「なんもしてへんよ！」
💙「待って、なんでそこ濡れてんの」
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作者名：抹茶
| 作成日時：2021年10月28日 0時
