アイドルだって失敗することはあります！？２ (ページ10)

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あべくん〈誘拐おもらし(両方)〉ページ10

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モブあり

〈阿部くんside〉

帰り道。

マネージャーが急用があると事務所に呼び戻されたので、一人で帰っていた。

なんか後ろから足音がする。

止まるのは怖いから、早足で家に帰ってると、後ろから口を塞がれ、俺は意識を飛ばした。

目が覚めると、夏なのに冷たい床に座らされて、口にはテープが貼られて、手首は縛られて脚も縛られていた。

男「やっと会えた」

阿「んんｯ...」

男「かわいいね、ほんとに。いじめたくなるわ」

そう言われ、液体が飲まされた。

男「いまのは、水に利尿剤と下剤を倍量溶かしたやつね」

阿「ｯ...」

睨んでも、コイツには興奮材料にしかならない。

男「そんな可愛い顔して、睨まないでよ笑そろそろ薬効いてきたんじゃない？うんちしたいでしょ？おしっこしたいでしょ？」

お腹はギューッと締め付けられるように痛いし、スタジオを出る時にトイレに行かなかったから、そりゃ行きたいけど。

コイツの前では漏らしたくない。

男「ほら、出せよ。早く楽なりたいんだろ？」

阿「っ...」ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｯ...

痛くて、前かがみになる。

膝は曲げれるから、かかとでおしりを押える。

男「なぁ、さっさと漏らせや！」

下腹部を押されて、出そうだったけど、なんとか耐える。

ﾊﾞﾝｯ!

阿「ｯ！」

深「てめぇ、なにやってんだよ！！」

ラ「阿部ちゃん！ｷﾞｭｯ...もう大丈夫だよ」

テープを剥がしてくれる。

阿「らうｯ...」ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｯ...

ラ「着替え、持ってきてあるから安心して？ふっかさん、外出る」

ラウールに抱っこされて、外に向かう。

深「おう！なぁ、お前阿部に何したか言えよ」

ラ「手出さないでよ？」

深「あぁ」

男「下剤と利尿剤、倍量溶かした水飲ませただけだけど？なんか文句あんの？手出してないけど？」

出したろ。

外に来ると見覚えのある車が。

向「あれ、早かったな？」

ラ「阿部ちゃん、薬飲まされてる」

向「へ？」

ラ「下剤と利尿剤倍量溶かした水飲まされてるって」

向「え、倍！？」

ラ「我慢してる状態」

向「どうしよか。着替えしか持ってきてないやん？」

ラ「一式だよね？」

向「うん」

ラ「悪いのはあの人だから」

向「せやな。阿部ちゃん、とりあえず紐解くな？」

足首と膝、手首に付いていた、紐とテープが剥がされる。

向「しゃがめるか？」

車の影でしゃがまされる。