アイドルだって失敗することはあります！？２ (ページ32)

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つづきページ32

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〈阿部くんside〉

いまからトイレに行っても、間に合うか怪しい。

だったら、ゴミ箱にでもいいから脱がせて間に合わせたいじゃん？

ゴミ箱の袋を取って、新しいのをつけて、ラウのおしりの下へ。

阿「下ろすね？」

膝まで脱がせて、ゴミ箱の位置を調整。

ｶﾞﾁｬｯ...

佐「ぉぉ、考えたね」

阿「鍵もかけといて」

佐「うん」

阿「ラウ、我慢しないでいいよ？」

ラ「ｷﾞｭｯ...ごめんなさいｯ...」ﾌﾞﾘｭﾌﾞﾘｭﾌﾞﾘｭｯ...ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻｯ....ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻｯ....

阿「大丈夫大丈夫」

佐「一応、オムツ持ってきたよ」

阿「ありがとう」

佐「うん、お腹さするねー」

佐久間がさすると、またバサバサと袋が音を立てる。

いろいろ、つらくなっちゃったかな。

落ち着いたころには、すっかり甘えたさんに。

おしりを拭いてあげて、一旦ズボンと下着を足から抜いて、オムツを履かせて、ズボンも履かせる。

その間に佐久間は、ゴミ箱を片付けてくれた。

そして、戻ってきた佐久間の手にはおねしょシーツが。

佐「これ、一応敷いとこ？」

阿「それ、横にしたら、俺らの下まで来そうだね」

佐「ま、いいんじゃない？念には念をみたいなこと言うし」

阿「たしかに」

ラウを真ん中に、ベッドに横になる。

お腹をトントンしてあげると、寝ちゃった。

佐「朝には良くなるといいね」

阿「だね」

夜中、ラウの泣き声に起こされた。

ラ「うぁぁぁんｯ...！」

阿「どうしたの？」

佐「どしたぁ？」

ラ「うぁぁぁんｯ！」

ラウを抱き上げるとすごい熱。

佐「これ、めめが居ないのが原因じゃないんじゃない？」

阿「そうかも」

佐「おむつは？」

阿「いまはまだ汚れてないかな」

佐「じゃあ、いろいろ持ってくる！」

阿「うん」

とりあえず泣き止ませたい。

泣くのも体力使うしね。