おわり ページ3
・
〈深澤くん〉
康二は照にベッタリくっついて、一生懸命踏ん張ってる。
岩「ふっか、湯たんぽかカイロ」
深「うん」
簡易湯たんぽを作って戻ると、ちょうど取り替え終わったとこだった。
深「ほい」
向「あ、と」
深「眠そうだな笑」
向「ん、」
目を手で擦る康二。
岩「っしょ...」
照が膝に乗せて、背中をトントンすればすぐに寝ちゃった。
ｶﾞﾁｬｯ...
深「どした？」
ラ「康二くんが、！って、」
深「あぁ、」
ラ「でも、よかった、、いたから」
深「いまは落ち着いて寝てるし、大丈夫だよ」
ラ「じゃあ、ふっかさんたちに任せます」
深「おう」
ﾊﾞｼﾝｯ...
それから、夜ご飯できるまでの1時間弱、康二は照に抱っこされてぐっすり。
岩「康二、起きて。ご飯」
向「んぅ、ゃゃ、」
岩「ご飯食べて、薬飲んで寝なよ」
向「んーんｯ...くすりないないｯ...」
深「こぉじ？明日もお仕事でしょ？薬飲んでお腹治そ？薬頑張れたらハー〇ン〇ッツ買ってあげるよ」
向「ほ、んま、？」
深「うん」
向「がんばぅ、」
物で釣るなんて本当はダメだけど、たまにはこんぐらい甘やかしてあげないとさ。
ただ、ラウに対しての申し訳なさとかいろいろが出てきちゃって、リビングに入れない康二。
宮「ローテーブルで食べる？」
深「そうする？」
向「ｷﾞｭｯ...」
深「今日は部屋で食べよっかな」
宮「じゃあ、3人分お盆に乗せるね」
照と舘さんに配膳を任せて、俺は先に康二と戻る。
深「康二、つらくなっちゃった？」
向「ｺｸﾝｯ....ｷﾞｭｯ..ごめんなさいｯ...」
深「よしよし。謝れてえらいじゃん」
佐「はい、折りたたみテーブル」
深「あ、ありがとう」
佐「いーえ！いま、2人が持ってくるからこれ薬ね。水はお盆に乗ってるから」
深「ん、ありがとう」
佐「康二、お大事にね」
向「ｺｸﾝｯ...」
佐「あ、湯たんぽ新しいのいる？」
向「かいろ、」
佐「りょーかい！」
夜ご飯食べて、佐久間がカイロ持ってきてくれて、そのまま下げてくれた。
岩「カイロってそのまま寝ていいんだっけ？」
深「あぁ、どうだっけ？あ、火傷するかもだからダメだって」
岩「そっか。じゃあ、湯たんぽもまずい？」
深「多分。毛布の方が安全かもな」
康二は薬飲んだ後、カイロをお腹に当てて寝ちゃったんだよね。
だから、今日はここで寝かせるかって。
明日には、良くなってるといいね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 231人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アリーゼ - 面白い (9月30日 15時) (
レス) @page18 id: 86fff600e4 (このIDを非表示/違反報告)
折田陽菜 - 面白かったです。 (2022年12月30日 12時) (レス) @page31 id: 147da6c5b1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まっちゃ
| 作成日時：2022年8月22日 21時
