アイドルだって失敗することはあります！？２ (ページ18)

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ふかざわくん〈車酔いおもらし(小)〉ページ18

・嘔吐表現あり。

〈深澤くんside〉

今日は、オフで行きたいとこがあったから、同じくオフの康二に車を出してもらってる。

同じくオフだったラウも一緒。

ただ、朝から何となく体調優れなくて。

でも、せっかく康二もオフなのにOK出してくれたから断れなくて、隠したまま来たけどなんかだんだん気持ち悪くなってきた....。

・

〈向井くんside〉

朝からふっかさんはどことなく体調悪そうで。

でも、何も言ってこーへんからラウに体調悪そうなことを伝えて、バレへんように袋とかを用意しておく。

助手席に座っとるけど、さっきからモゾモゾ動いとるし、寝れてなさそう。

それに顔色も悪い。

ミラー越しにラウと目が合うとカバンをガサゴソしたと思えば、袋を取り出したラウ。

ラ「康二くん」

エアコンつけとったけど、窓を全箇所少し開けたら、ラウがふっかさんの前に袋を出す。

ラ「ふっかさん、気持ち悪いなら出していいよ」

そう声をかければすぐに袋に顔を突っ込んだ。

ラ「上手だね」

これ、家に折り返した方がええな。

方向を変えて、家に帰る。

その20分ぐらいの間もずっと嘔吐。

車を駐車場に停めてからも繰り返してて、かと思えば手で前を押さえた。

向「ラウ、タオル2枚ぐらいくれる？」

ラウも気づいたっぽくて、予備の袋もくれたから、とりあえずおしりの下に袋とタオルを敷いて、前にもタオルをあてがう。

ラ「大丈夫だよ」

向「出してええよ」

本人は首を振るねんけど、今までで一番背中が波打って、嘔吐したら、タオルが暖かくなる。

深「ｸﾞｽｯ...ぅぅぅぅｯ...」

落ち着いたころにはぐったり。

ラウが嘔吐物を片付けてる間に、俺はとりあえず荷物を中に運び入れ、ふっかさんを姫抱きに。

ラ「え、大丈夫？代わるよ」

向「ん、ありがとう」

ラ「お風呂場？」

向「せやね。下気持ち悪いやろうし」

ラ「了解！」

座席を片付けて、俺も中へ。

ふっかさんと一応ラウの着替えも用意。

俺もその間に部屋着に着替えて、和室に布団を敷いて、必要なものを集める。

ラ「はい、いいよ」

向「お、おかえりー」

深「ｯ...ｸﾞｽｯ...」

向「なんで泣くん？笑」

深「だってｯ..らってぇぇｯ...」

向「買い物なんてまた行けるやん！大丈夫やで？俺もラウも気にしてへんから」

ラ「そうだよ！また行こ？康二くん、着替えありがと」

向「おん、やっぱ濡れてもうた？」

ラ「うん」