深澤家のものがたり

☆ ページ16

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2人を学校に送り、高校に向かう。

クラスに行けばすぐにいじめてくる奴らに放課後校舎裏って。

はぁ...バイト遅刻確定だな。

バ先にいじめられてるせいで遅れるとは言ってあるから大丈夫だけど。


放課後、バ先に連絡入れてから校舎裏に行けば、すぐに殴られて、蹴られて。

高校生にもなればそれなりの知識があるわけで、

男子1「お前さ、俺の性 処理に使わせろ」

は？なに言ってんの、こいつら。


このあと、どうなったかなんて言わなくても分かるよな。

散々したあとまた明日とか言って帰っていった。

やっば完全に遅刻。

トイレ行ってからバ先に向かう。

バイト先の先輩1(以降バ先)「康二、大丈夫？」

康「せんぱいｯ..ｷﾞｭｯ..」

バ先1「おぉ、なんか、いつもの康二の匂いじゃない。臭い」

康「ｸﾞｽｯ..」

バ先1「え、ちょ、、てんちょー！」

店長「どうした？康二？」

バ先1「なんかあったらしいんで話聞いてくるんで、俺のタイム切っといてください」

店長「いいよ、康二のも付けとっから気済むまで泣いてきな」

バ先1「あざぁーす！康二、行くよ」

抱っこされて、事務所へ。

膝に乗せられて、肩に顔を埋め全部話した。

バ先1「やば、高校生でそんなことすんの？今どきの若いのは覚えんのはえーな。で、いじめのことお兄ちゃんたちに話してんの？」

首を振る。

バ先1「そっか。このまま一緒に帰ってお兄ちゃんたちに俺から話してやろうか？」

康「いいの、？」

バ先1「おう、よし！店長！康二送りながらそのまま帰ります！」

店長「おう、気をつけてな！康二も無理しなくていいからな。来れそうなときおいで」

康「ありがとうございます、」

店長「ん、じゃあ頼むよ」

バ先1「はい！」


家まで送ってもらう。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝｯ...

辰『はい』

バ先1「あ、〇〇の〇〇です。少しお話いいですか？」

辰『今行きます』

ｶﾁｬﾝｯ..ｶﾞﾁｬｯ...

辰「あ、康二。あれ、バイトは？」

バ先1「その件なんですが、実は・・・・・でして、本日は早退という形になっております。勝手にすみません」

辰「あ、いえ、こちらこそいろいろすみません」

バ先1「こちらも康二くんの健康が一番だと思っておりますので、なにかお力になれることがあればお力になりますので、こちらにお電話ください」

辰「ありがとうございます、」

バ先1「では、失礼します。康二、康二からもちゃんとお兄ちゃんたちに話すんだよ？」

康「はいｯ..」

バ先1「ん、失礼します」

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