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《Koji》
だいぶ傷が塞がって、痛みも無くなったから退院できる。
照兄が迎えに来てくれた。
岩「おかえり」
向「ただいま」
久々に帰る家。
みんなほぼ毎日来てくれて、それぞれの仕事があるから時間差もあるけどみんなの顔が見れてよかった。
家に帰ると、さっくんとラウが走ってきた。
佐「おかえりー！」
ラ「おかえり！」
そのまま抱きしめられる。
岩「康二も大変だな」
向「え？」
岩「まだここ外な？」
向「え？あ、そうやん！って2人とも裸足やんか！って、どっから出てきたん！？」
佐「ベランダ！」
深「お前らー！網戸閉めろー！」
佐「ごめぇーん！」
深「ったく、早く中入んな。あ！お前ら、足洗ってから入れよ！」
岩「ほら、そこ座れ」
向「俺、タオル持ってくるな？」
岩「おう」
佐「つめたい！」
岩「夏だからいいだろ」
ラ「岩本くんいじわる！」
家の中に入ると、
阿「おかえり」
渡「おかえり。なんで俺が持ってかねぇーとねぇーんだよ」
宮「大型犬と小型犬のお世話よろしくね笑」
目「やること犬と一緒っすよ」
深「ちゃんとベランダにサンダル置いてんのにな」
渡「あぁー！そのまま来るな！！濡れるだろ！」
佐「タオル遅いんだもん！」
ラ「冷たい！！なんでこんな冷たいの！！」
岩「知るか」
阿「照も大変だ」
岩「こぉーじ！タオルー！」
渡「佐久間、お前マジで！」
佐「お風呂行くの！！」
ラ「俺もお風呂行くー！」
深「あぁー！ラウ！濡れたまま歩くなぁー！」
阿「久々にこんな騒がしいかも」
向「そうなん？」
阿「うん。やっぱり康二いないとダメだね」
向「・・・あべちゃん、ｷﾞｭｯ..」
阿「ふふ、」
あ、照兄、網戸閉めへんと虫入ってくるで？
え、そのまま行くんや、、
岩「うわ！濡れたし！」
宮「あ、トンボ入ってきた」
渡「うわ！なんでこいつ入ってきてんの！？」
深「ぎゃー！ついてくんな！」
岩「うわ！なんで！？」
阿「窓開いてるから」
深「誰だよ！」
ラ「わぁー！虫！虫！」
佐「んー？あ、トンボだ！」
目「トンボでそんななるの？」
向「めめ、捕まえてきぃーや」
目「なんか別の虫もいない？」
虫嫌い組「はぁ！？」
向「あべちゃん」
阿「ん？」
向「ここいたい、」
阿「ん？見せて？」
向「ん、」
阿「なんかプチンって出来てる。虫刺されかな？」
ﾊﾟﾝｯ!
宮「蚊だ」
えぇ、すっごい冷静やん。
ﾊﾟﾝｯ!
目「こっちも蚊だ」
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作者名：抹茶
| 作成日時：2021年8月29日 6時
