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《abe》

翔太は康二を抱きしめた。

康二はギャン泣き。

このまま少しでも康二の重荷が取れればいいね。

ブーッ..ブーッ..

スマホに通知が。

言われた場所に行く。


阿「ふっか?」

深「ん、マネージャーからLINE来てさ」

阿「そっか」

深「康二、大丈夫そう?」

阿「今は、翔太と二人泣きあってるよ」

深「え?笑康二は分かるけど、なんで翔太まで?」

阿「んー、なんか翔太も結構心配してたみたいで、ぶわぁーって康二に言いたいこと言って、康二のほっぺ叩いたから、もしかしたら申し訳なくなったのか、康二が無事で安心したのか。」

深「これさ、康二のスマホなんだけど」

阿「え、なにこれ、」

SNSが開かれたその画面には康二が調べたであろう履歴が出てて、でもそれは全部、悪いことばかりの言葉。

深「俺的に思うのが、康二がリスカしてたのも、最近笑顔が減ったのも、全部これのせいなんじゃないかって。」

阿「・・・こんなの、ひどすぎる」

深「俺的に思っただけだから、わかんないけど」

阿「そっか」

深「とりあえず、康二には申し訳ないけど、履歴消すわ」

阿「うん」

その場でササッと消したふっかは、

深「よし!康二のとこ行こ!」

ふっかに背中を押されて康二の病室へ。

向「しょっぴー、もうええて笑」

阿「なんか楽しそうだね」

深「俺も混ぜろよ笑」

向「あ、ふっかさんや!いたっ、」

阿「あぁ、無理に動くから。大丈夫?」

向「うんッ..あ、.」

康二の手には血が。

阿「とりあえず、ティッシュで押さえてて。先生にどうしたらいいか聞いてくる」

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作者名:抹茶 | 作成日時:2021年8月29日 6時

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