☆ ページ3
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《fukazawa》
夜、俺から他7人に伝えた。
嫌われちゃうかなって言ってたことも全部。
ラウールは疲れたって、ご飯食べてお風呂入ったらすぐ部屋へ。
向「・・・」
目「どこ行く気？」
向「らうるのとこ」
目「もう寝てんだろ」
向「そんなの分からんやん」
めめが康二の手を掴んで止めたけど、それを振りほどいて２階に上がっていった。
・
《koji》
薄々気づいてた。
ラウールが、オムツしてること。
ゴミの日は決まって俺が行くって。
いままでそんなことなかったのに、いきなり。
最初は気にしてなくて、助かるって思っとったけど、よく考えればオムツのゴミを捨てるためやったんやなって。
ｺﾝｺﾝｯ..
向「らうる、はいるで」
ｶﾞﾁｬｯ...
ラ「・・・」
向「おいで？」
ラ「ｷﾞｭｯ...」
向「ふっかさんに聞いた。一人でよく頑張ったな？」
ラ「ｯ...」
向「でも、話して欲しかったな」
ラ「ごめんなさいｯ...」
向「謝って欲しいわけやないねん。ただ、らうるが一人で耐える必要ないからさ。」
ラ「んｯ...」
向「いじめのことやって、話してくれたらよかったんに一人で耐えて辛かったやろ？」
ラ「んｯ...つらかったｯ..いやだったｯ..でもｯ..め、わくｯ..かけたくないからｯ...」
向「誰が迷惑って言うたん？」
ラ「え、？」
向「誰かに迷惑って言われたんやないの？」
ラ「ｯ...いわれてないｯ..ｸﾞｽｯ...」
向「やったら、なんにも気ぃ使う必要ないねん。メンバーやろ？掛け合ってなんぼやん？」
ラ「んｯ...ｸﾞｽｯ...」
向「たくさん泣いてええよ」
その日を境にラウールはたくさん甘えるようになった。
深「かぁいいな笑」
ふっかさんなんて顔ドロドロに溶けとる笑
ラ「康二くん！康二くん！」
向「んー？どったん？」
ラ「オムツ替えて欲しい、ﾎﾞｿｯ...」
向「ん、ええよ。部屋行こか？」
ラ「うん」
ラウールはたまにメンバーにオムツ替えをお願いしてる。
みんななんも気にせず替えてあげるんやけどな笑
向「はい、ええよ。おしまい」
ラ「ありがとう」
向「おん」
今日は舘さんの帰りが遅いから俺が夕飯作ることに。
そのままキッチンに行く。
目「ラウールとなにしてきたの？」
向「んー？オムツ替え」
目「え、自分でやってんじゃねぇーの？」
向「え、めめお願いされへんの？」
目「されない。つか、してるとこすら見てない」
向「え、、」
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作者名：抹茶
| 作成日時：2021年8月29日 6時
