*はち! ページ8
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〈目黒くんside〉
ラウールが頭痛いらしいから康二は多分付きっきりかな。
なんて思いつつ、俺は亮平くんを抱っこしながら、怪獣ごっこで負けて泣いてる辰哉くんを泣き止ませる。
ふ「うぁぁぁぁッ....」
目「悔しかったな?」
ふ「うぇぇぇぇんッ..たっちゃもあっこぉぉぉッ...!」
目「っし、おいで?」
膝に乗せる。
俺が辰哉くんの頭を撫でてあげたら、亮平くんも小さい手で辰哉くんの頭をなでなでしてくれるから、俺は背中へ手を回す。
さ「んあぁぁぁぁッ...!」
み「めめぇ、、しょーたが、しゃくまのあたまたたいた、」
目「えぇ?」
向「大丈夫か?」
目「あ、康二、このふたりおねがいしていい?」
向「おん。っしょ、どしたん?」
ふ「まけたぁぁぁッ....」
向「そっか、悔しかったんか。でもそんなに泣いてたら強くなれへんよ?」
ふ「ぅぅ、」
目「翔太くん、これ固くて痛いから叩いたらダメって言ったよね?佐久間くん泣いちゃってるよ?」
さ「うぁぁぁぁッ!」
目「いいんだっけ?泣かせちゃって」
わ「・・・・」
目「翔太くん、分からない子にはおもちゃで遊ばせらないよ。これは没収ね」
わ「あ、おれの、!」
目「叩いちゃダメって言ったのに叩いて、謝らない子は誰?」
わ「ぅぅ、りょーたのせいだ!!」
み「ぇ、」
目「涼太くんはひかるくんと別のおもちゃで遊んでたでしょ?」
わ「うぁぁぁぁッ!」
目「しょーたくん、嘘つく子は嫌いだよ?」
翔太くんの手を引いて、なにも置いてない部屋へ連れていく。
目「ここで遊んでな」
鍵を閉める。
向「お、おしまい出来てえらいな?」
ふ「んふふ」
向「じゃあ、なにして遊ぼか」
ふ「らぁうは?」
向「ラウは、頭痛いからお部屋でねんねしとるよ」
ふ「そかぁ、」
あ「たちゃ、」
ふ「なぁに?」
あ「て!」
ふ「これで遊ぶの?」
あ「ぅ、め、?」
ふ「いいよ!やろ!」
目「ありがとう、康二」
向「ん?ええんよ。俺しょったのとこ行ってくるな?」
目「うん」
向「めめも無理せんといてな?流石に大人2人居らんのは、厳しいからな?笑」
目「うん」
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作者名:みるく | 作成日時:2023年1月31日 21時