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〔Hikaru side〕
よっぽど寂しかったのか、ずっとくっついてる。
照「風呂行くか」
康二「うん」
抱っこしてお風呂場へ。
一緒に湯船に入る。
照「学校楽しい？」
康二「おん、勉強は難しいけど楽しいで」
照「そっか。それならよかった」
でも、この日から康二の元気はどんどんなくなっていった。
亮平「康二、なんかおかしい」
照「亮平もそう思う？」
亮平「照も思ってたの？」
照「うん。振替だった日から様子おかしいんだよな」
亮平「‥‥イジメなのかな」
照「学校楽しいとは言ってたけどな」
亮平「でも、それって振替の日でしょ？」
照「そうなんだよな」
亮平「どっかから泣き声しない？」
照「する」
この階は康二ぐらいしかいないだろうから康二の部屋に行く。
照「康二、どうした？」
康二「う、」
照「っしょ‥‥」
康二「ｸﾞｽｯ‥‥」
照「ん、大丈夫大丈夫」
ｶﾞﾁｬｯ‥‥
大介「どうしたの？」
照「よくわかんない」
大介「そっか。任せて大丈夫そ？」
亮平「うん」
大介「じゃあ、お願いね」
ﾊﾞｼﾝｯ‥‥
照「康二、泣いてる理由教えて？」
康二「ﾋｯｸ‥‥おれｯ‥このまえｯ‥ｸﾞｽｯ‥おなかいたかってんｯ‥‥ｸﾞｽｯ‥それでｯ‥トイレいったらｯ‥‥ｸﾞｽｯ‥クラスのひとにｯ‥きたねｯ‥とかｯ‥くさとかｯ‥まいにちいわれるｯ‥‥ｸﾞｽｯ‥‥がっこういややｯ‥ｸﾞｽｯ‥いきたくないｯ‥‥ｸﾞｽｯ‥‥」
照「康二、別にさその言ってきたやつもみんなするんだから気にすんなよ」
亮平「照、」
照「だったら、そいつがトイレ行ったときについて行って言い返してやりな」
亮平「‥‥康二、いまさ一番大事なときだから、学校は行こ？ね？照が言ったのは気にしなくていいから」
照「おまｯ‥‥」
亮平「康二が同じこと言ったら康二がその子いじめたってのと同じになるんだよ？康二が可哀想じゃん。」
照「‥‥そうだけどさ」
亮平「お腹痛かったのは仕方ないことだし、ちゃんとトイレ行ったんだからいいよ」
康二「んｯ‥‥ｸﾞｽｯ‥‥」
照「もう寝るか」
亮平「そうだね」
電気を消して康二を真ん中にして、眠りについた。
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作者名：未来
| 作成日時：2020年9月22日 11時
