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2週間後
〔Tatsuya side〕
だいぶ涼しくなってきた最近。
康二「りょう兄」
亮平「んー？どうしたの？」
康二「ふふ、」
亮平「ん？あぁ、」
スマホいじりながら康二の頭を撫でる亮平。
スマホ手から落とさないでよ‥‥。
そこが一番心配なんだけど。
亮平「急にどうしたの？」
康二「なにが？」
亮平「膝枕」
康二「だめ、？」
亮平「いいけど痛くない？」
康二「んー、大丈夫」
亮平「そっか」
で、またケータイに目線を戻した亮平。
ラウ「辰哉兄」
辰哉「んー？」
ラウ「‥‥友達に誘われたの」
辰哉「ダンス？」
ラウ「うん、今入ったらこれもらえるって」
辰哉「ラウはやりたい？」
ラウ「ｺｸﾝｯ‥‥」
辰哉「来週休みだから一緒に体験行ってみるか」
ラウ「え、いいの？」
辰哉「まぁ、なんとかなるしょ」
ラウ「やった！ここ書いたら友達が出してくれるって」
辰哉「うん」
申し込みのとこを書いてラウールに戻す。
数日後。
教室に来た。
思ったよりも少人数。
知り合い「辰哉じゃん」
辰哉「あ、祐介」
祐介『子どもいたの？』
辰哉「いや、弟だから」
祐介『へぇ、あ、智樹が誘ったの辰哉とこの子だったんだ』
辰哉「そうなの？」
祐介『一緒にいるのが智樹。』
辰哉「子どもあんなおっきかったの？」
祐介『まぁ、俺が18のときだからな』
辰哉「そんな早かったっけ」
祐介『２、３年隠してたからな』
辰哉「あぁ、」
ラウ「楽しかった！」
辰哉「よかったね」
ラウ「‥‥」
辰哉「レッスン頑張れる？」
ラウ「え、？」
辰哉「習いたいんじゃないの？」
ラウ「‥‥でも、」
辰哉「いいよ？習っても」
ラウ「ほんと？」
辰哉「うん」
この日からラウールはダンスを習い始めました。
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作者名：未来
| 作成日時：2020年9月22日 11時
